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第13回学術サミット報告

『よりグローバルな学術・研究ネットワークの構築』


第13回学術サミットを開催

湘南工科大学が交流協定を締結している海外の大学(ドイツ・カイザースラウテルン工科大学、アメリカ・ペンシルバニア州立大学、オーストラリア・シドニー大学、韓国・ソウル国立大学、および中国・上海交通大学)との間で『よりグローバルな学術・研究ネットワークの構築』を目指して、毎年持ち回りで開催している国際シンポジウム『第13回6大学学術サミット』が、1月19日・20日の2日間、オーストラリア・シドニー大学の主催で開催された。

1月19日、各大学代表を含む海外からの招待講演者および聴講者が、シドニー大学Darlingtonキャンパス内の機械工学科棟3階会議室に集まり、学術サミットが始まった。今回の議長であるシドニー大学 Lin Ye 教授の歓迎の挨拶(写真1)の後、幹事役の私が開会の挨拶を行った。
最初にスポンサーの米国海軍省科学技術本部ONR Global を代表してDr. K.Uchino(ペンシルバニア州立大学教授)がONR Global の活動概要について紹介し、続いてドイツ・カイザースラウテルン工科大学 IVWの新しい所長である UlfBreuer 教授が『航空機機体構造技術』について講演した。以前にエアーバス社で第一線の研究者であったらしく、エアーバスA380機体構造技術の詳細な説明で興味深い内容であった。さらに同大学の K.Friedrich 教授が『摩擦摩耗応用の高分子複合材料に関する省エネ技術』について講演した。また、シドニー大学のLin Ye教授は『航空機構造の損傷のセンサーネットワーク』について、同大学の Yiu - Wing Mai 教授が2日目の午前中、『各種新規機能性高分子ナノ複合材料』について講演した。各分野で世界的権威の研究者揃いで、迫力ある講演であった。満員の会議室内では、活発な質疑応答が行われた。

2日目の午後のセッションでは、私が講演を行った(写真2)。講演テーマは“Smart Composite Structures - Vibration
Damping for CFRP Laminates”で、私自身が独自に開発した『制振性に優れた圧電セラミックス粒子分散複合材料』について、40分間の講演と30分間の質疑応答を行った。シドニー大学、香港科技大学、香港理工大学、米国・テキサスA&M大学などの参加者から強い関心が寄せられ、大変有意義な意見交換を行うことができて満足している。17時00分からの閉会式では、私が閉会の挨拶をした。
次回の学術サミットは、2012年6月にドイツ・カイザースラウテルン工科大学が主催することになっている。