グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > ニュース&トピックス  > 総長の所信1 平成23年度新入生へ、総長からのご挨拶

総長の所信1 平成23年度新入生へ、総長からのご挨拶

新入生諸君へ

 東北地方太平洋沖地震により東日本各地が甚大な被害を受けました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 東北地方では余震が未だ続き、神奈川を含む地域でも大規模停電、交通機関の乱れ、原発事故の影響も加わり予断を許さない状況が続いています。
本学の災害対応能力は私が直接指揮し高めてきたものですが、新入生諸君の安全を第一に考えるべきと判断し入学式の中止を決めました。
諸君はこの門出を晴れがましい気持ちで待っていたことでしょう。この私も諸君らに初めて会う日を楽しみにしていたので非常に残念に思います。

 その代わりに湘南工科大学新入生諸君へ、この一文をもって総長としての思いを伝えます。
諸君は既に理系の分野に焦点を絞り、この湘南工科大学に入学します。
自らが興味を抱き、自らの意思で専門分野の学問を掘り下げて研究をするという大学での勉強は、これまでには得られなかった新たな楽しさを感じることになるはずです。
また諸君には自分がどのような仕事で社会に貢献をしたいのか、思い描く人生を築きあげるためには今何を学ぶべきなのか、ということを真剣に考えながら進んでいってほしいと思います。
今回の地震では、自然の力の凄まじさに現代テクノロジーが及ばず、技術者が矜持を失っていると見ている諸君もいるかもしれません。
しかし、技術者は自らが携わるテクノロジーに誇りを持ち、最後まで責任を全うしようとすることで社会に貢献しているのです。
そんな凛々しい技術者を目指してください。
 もう一つ、ご両親の諸君らに対する思いに気づいてください。
諸君はご両親に長い間甘えさせてもらってきたわけですが、そろそろご両親がどんな気持ちで君たちを大学に進ませてくれたのかということに思いが至らなければいけません。
ご両親に対する感謝の気持ちは、学びの大きな原動力となるはずです。

 本学において高い志と感謝の気持ちを培ってください。
被災地の復興と新入生諸君が湘南工科大学で明るく楽しく奮闘してくれることを祈念します。


湘南工科大学
総長 糸山英太郎