学報75号
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scipoT& sweN研究代表者研究分担者 / NANOHS EHT 情報工学科の渡辺重佳教授が、電気学会の平成30年電子・情報・システム部門大会において、平成30年電子・情報・システム部門誌優秀論文賞を受賞しました。同賞は、同部門誌に過去3年内に掲載された全ての論文のうち優れた論文に授与されるもので、渡辺教授が卒業生の横田智広さんと共同で研究を進めてきた、スマートフォンの情報記録に使っている3Dフラッシュメモリの製造技術を使った、新しいLSIを提案した内容が評価されました。受賞テーマ:「縦型トランジスタ構造を用いた階層積層型Fe-FET NAND/NAND アレイの提案とそのロジックLSIへの適用検討」(論文番号Vol.137,No.5,2017)文部科学省と日本学術振興会が独創的・先駆的な研究に対して助成する科学研究費について採択が決まりました。今年度、本学において新規採択または継続している研究は以下の36件です。研究種目基盤研究(B)井上 文宏大見 敏仁関岡 昇三森  貴彦二宮  洋鈴木  誠堀越  力中上川 友樹三浦 康之齋藤 友彦斉藤  隆ドン メイビン湯浅 将英尾﨑 文夫 保坂 良資挑戦的萌芽研究中尾  寛池田 裕一隈  裕子眞田 亜紀子成田 知巳高橋  宏北洞 貴也成田 知巳隈  裕子市山 雅美梅澤 克之三川 健太齋藤 友彦眞田 亜紀子本多 博彦牧  紀子ユーケリア ドネリ渡部 英雄宮坂 武寛野上 佳恵平山  勉基盤研究(C)若手研究(B)若手研究基盤研究(S)基盤研究(B)基盤研究(C)研究者所属学科機械工学科機械工学科電気電子工学科情報工学科コンピュータ応用学科総合デザイン学科人間環境学科総合デザイン学科機械工学科情報工学科電気電子工学科コンピュータ応用学科人の認知・判断の特性と限界を考慮した自動走行システムと法制度の設計機械工学科電気電子工学科情報工学科総合文化教育センター植民地被統治民衆子弟生徒のアジア認識及び日本認識の変遷に関する総合的研究情報工学科コンピュータ応用学科人間環境学科総合文化教育センター現代備後地域経済の形成過程に関する総合的研究:技術蓄積とネットワークの視点から平常時および災害時にも使用できる建物外壁の検査ロボットシステムと劣化診断方法疲労条件下の水素脆化メカニズムに及ぼす過大荷重履歴の影響配電線多相フラッシオーバ解析手法の高度化と配電線雷事故率低減手法への適用研究数理的手法により生成された膜面皮膚センサを用いた上腕欠損者用電動義手の開発慣性付2次近似勾配モデルを用いた大規模かつ強非線形データ学習アルゴリズムの高速化言語に依存しない大規模テキストデータからの自動単語分割技術の確立熟練者の視線を繰り返し体感できるVR型サーフィン・トレーニングシステムの実現グラフの変形操作についての研究FPGAクラスタにおけるクラスタ内・クラスタ間ネットワークの開発に関する研究AIコーチによるプログラミング独習システム読み聞かせ戦略を反映できるような表現力の高い音声合成手法の研究地域活性化につなげる多言語“Omotenashi”フレームワークの構築多人数の社会的場面におけるソーシャルスキル向上のための工学支援技術の研究在宅・高齢者施設における高齢者の移動型見守りロボットに関する研究電界制御による手術室・病室で安全な920MHz帯パッシブRFIDシステムの研究動的養浜の発想に基づく自己生成的サンドスケープ(砂景)の創造CMGの特異点回避を考慮した宇宙機の姿勢制御手法の構築実験と数値解析の併用による建築材料の湿気物性値同定法の確立フラッシュメモリのための制約符号、およびその性能評価IoTを活用した落雷位置標定ネットワークの構築による気象災害防止平常時および災害時にも使用できる建物外壁の検査ロボットシステムと劣化診断方法雷嵐の電波観測と気象観測の融合が拓く、極端気象、雷災害の監視と短期予測の研究夏季除湿と冬季集熱が可能なインテリジェントPDSC外被システムの開発プログラミング学習時の小学生の思考プロセスの解析とこれに基づく教育支援システム言語に依存しない大規模テキストデータからの自動単語分割技術の確立ベイズ理論による複数目的に対する効率的同時実験を可能にする新たな実験計画法の創成2次元反辞書を用いたセンサネットワークにおけるノードの配置支援多人数の社会的場面におけるソーシャルスキル向上のための工学支援技術の研究地域活性化につなげる多言語“Omotenashi”フレームワークの構築地域活性化につなげる多言語“Omotenashi”フレームワークの構築渡部コレクションに基づくアニメ制作過程の実態研究急性呼吸窮迫症候群ラットにおける短時間完全液体呼吸による炎症制御と肺胞障害の軽減熟練者の視線を繰り返し体感できるVR型サーフィン・トレーニングシステムの実現9月16日・17日、関東学院大学で開催された 「ETロボコン2018南関東地区大会」に、情報工学科 佐々木智志講師の研究室に在籍する4年の坂上僚さん、谷口恭平さん、横尾一騎さんが出場し、デベロッパー部門プライマリークラスの走行競技で優勝しました。同大会は、共通のレゴのマインドストームを使用し、ロボットを制御するプログラミング技術を競い合い、走行競技会の結果とソフトウェア設計・システムの分析内容などが審査の対象となって評価が決定されます。本学は20チーム中、企業が13チーム参戦する中、他チームを寄せ付けない好タイムをたたき出し優勝しました。研究課題名 渡辺重佳教授が優秀論文賞受賞 平成30年度 科学研究費助成事業 ETロボコン地区大会・走行競技で優勝07

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