情報工学科 天野真家教授が情報処理学会のフェローを受章し、情報処理学会から認証状およびバッジが授与されました。この情報処理学会のフェローとは、情報処理、および情報通信等の分野で学術的または産業的発展・普及・振興などに著しい貢献をした会員に対して授与される称号です。
対象事業:自然言語処理機器の実用化と自然言語処理研究活動の隆盛化への貢献
天野教授は、株式会社東芝 総合研究所在職時代に世界初の日本語ワードプロセッサの開発に携わり、この画期的な発明と開発の様子は、「プロジェクトX第95回〜ワープロ・日本語に挑んだ若者たち〜」としてNHKのテレビ番組でも紹介されました。
その後も人工知能の研究を中心に、位置情報、ユビキタス・コンピューティング、ヒューマンインタフェースなどの研究に参加し、人工知能とコンピュータ・ネットワークを融合させ、使い易く、利用者に苦労を強いないシステムを目指し、研究をすすめています。
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「情報工学・科学が成熟したためか、最近の研究はスケールが小さなものが増えてきたように感じます。世の中に役立つ新しいことへチャレンジする研究ももっとあってよいのではないでしょうか。1970年代初期の頃、カナ漢字変換装置の開発は絶対に不可能だと言われていました。しかし、不可能と言われたことも実現できたわけです。今出来ないと言われていることも、もう一度考え、見直してみれば、できる技術環境に変わってきているかもしれません。問題になっている対象物だけを見て、できないと決め付けるのでなく、周りを見渡してみることが大切です。時代背景が変化し、周辺技術も進歩してできる環境に変わって来ているかもしれないのです。そのような技術環境の下でなら、かつては不可能と言われたことも可能になるかもしれない。そういう見方が技術には大切なのではないでしょうか。」(談話・左写真:天野教授) |
天野真家教授 その他の受賞歴
| 昭和60年 |
カナ漢字変換装置の発明 発明協会昭和60年度全国発明表彰 |
| 平成4年 |
日本語ワードプロセッサの発明 特許庁長官賞 |
| 平成4年 |
機械翻訳システム (財)ソフトウェアー情報センターASTRANSAC'92 Software Products of the Year (製品として受賞) |
| 平成5年 |
ニューロワープロ 発明協会神奈川県支部長賞 |
| 平成8年 |
小型計算機用機械翻訳システムの研究 科学技術庁長官賞 |
| 平成15年 |
仮名漢字変換技術の実用化研究とそれを実装した日本語ワードプロセッサの開発情報処理学会業績賞
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| 平成16年 |
学会Webページの英文化 情報処理学会学会活動貢献賞 |