グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



  1. ホーム
  2.  >  教員情報
  3.  >  特任教授/特任講師
  4.  >  湯浅 弘一 特任教授
  5.  >  ~笑顔でわかろうを目指す~【ワカル屋でございます!】

~笑顔でわかろうを目指す~【ワカル屋でございます!】



~ 教育産業概論スピンオフ 1 ~

<第133話> ワカリたいはず!編 (2024.04.10掲載)

ワカル屋でございます。
とうとう動画になってしまいました!

期間限定ではございますが、奇数回は私が大学でやらせていただいている講義「教育産業概論」から、「教えること&教わること」「情報などを伝え集めること」などについてお話しさせていただこうと思っております。
さて、記念すべき動画の第1回目は「ワカリたいはず!」でございます。

よく、高校の生徒さんや大学の学生さんから、“分からないんで教えて欲しいんですけど”と言われます。
そこで私は“どこ?”とお聞きしますと、“全部”。
これって私には正直なところ困ってしまうわけでございます。

しかしながら、この発言、分からないでもないんですね〜
きっとですね、最初はこの部分が分からない……と決めてお越しになるのですが、
いざ、質問するとなると、頭の中が真っ白になって、咄嗟(とっさ)に“全部”と言っている場合も少なくないからでございます。

質問に来る方の多くのパターンは2つございまして、
(パターン1)先生!さっき、〇〇先生から教わったのですが、どうしてですか?
これは、レベルの高い話題が多いですから、その場できちんと説明するとほぼ解決いたします。
(パターン2)先生! さっき、〇〇先生から教わったのですが、何を言っているのかが分からなくて……
これは、理解の欠如ですね。
この場合は、すぐに教えるのではなく、“今、時間ある?”と聞くように心がけています。
なぜなら、まずはお答えに対する心構えなんです。
実際、質問する方の多くはZ世代。
Z世代の方が悪いとかではなくてですね、この方々は一瞬にしてワカリたい方が多いんですね〜
たくさんのことを説明されると“うざい”となってしまう。

だから“今、時間ある?”なんです。
さらに、 “質問はこういうことだよね?”と復唱。
“これ、図で書くとね〜”なんて図で書いたりしてみますと、 “あ〜そういうこと!ワカリました!”と去る生徒さん学生さんも
たくさんいらっしゃいます。

実は問題の把握が解決だったりするわけでございます。
もちろん、これで解決しない時もあります。
そんな時は、笑顔で“ごめんね〜もう一度、最初から言うとね!”と繰り返すと大抵はうまくいくものです。
ダイレクトに質問に答える前に、一言、前置き。
つまり心構えはとても大事ですから、試してみてくださいね。

いつの時代もそうですが、勉強ができない人はいないのです。
落ちこぼれもいません。置いてきぼりなだけです。
だから、やればできます!

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。
ありがとうございました。
店主敬白

資料請求
page top