大学案内2021
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※2019年度参考学生の創造的な企画に対して大学が資金面、施設・設備面から応援するSITチャレンジ制度。この制度をを活用して、学外のコンテストなどに挑戦している学生たちの活動を紹介します。 琵琶湖を舞台に、自作した人力飛行機の滞空距離や飛行時間を競う「鳥人間コンテスト」。鳥人会は、先尾翼型を採用した機体で同コンテストの滑空機部門に挑戦を続け、過去7回の出場を誇ります。しかし前回大会では、強風にあおられ、プラットホームからのテイクオフ前に機体が破損してしまうという無念の結果となりました。「機体設計・製作に始まり、キャンパスに泊まり込みで早朝に実施した試験飛行など、大会出場に向けてさまざまな経験をしました。今回は自分たちの機体を飛ばせられるように、受け継がれてきた伝統の先尾翼型は踏襲しつつ、新機体の設計に大学で学んだ知識をフルに使って挑戦したいと思っています」と代表の井上晃太朗(機械工学科3年)さん。 機体作りというと機械工学の領域のようですが、翼などを動かす機械制御には情報や電気・電子の知識が必要ですし、機体のデザインも大切です。鳥人会は「鳥のように空を飛ぶ」という夢に向けて、全員で一丸となって日々チャレンジを続けています。〔 鳥人会 〕74湘工大生の挑戦鳥人間コンテストSITCHALLENGE

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