大学案内2022
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ロボット研究部学生フォーミュラ同好会鳥人会学生の創造的な企画に対して大学が資金面、施設・設備面から応援するSITチャレンジ制度。この制度を活用して、学外のコンテストなどに挑戦している学生たちの活動を紹介します。「鳥のように空を飛ぶ」という夢に向かって 琵琶湖を舞台に、自作した人力飛行機の滞空距離や飛行時間を競う「鳥人間コンテスト」。鳥人会は、先尾翼型を採用した機体で同コンテストの滑空機部門に挑戦を続け、過去7回の出場を誇ります。機体作りというと機械工学の領域のようですが、翼などを動かす機械制御には情報や電気・電子の知識が必要ですし、機体のデザインも大切です。全員で一丸となって日々チャレンジを続けています。裏方に徹して日本のモノづくりをアピール 毎年、ロボット研究部が主催で「全日本マイコンカーラリー大会」を学内で開催。全国から高校生や大学生、社会人が集まり、マイコンボードを搭載しプログラミングした完全自走式のマシンで走行タイムを競います。メンバー全員で運営にあたり、大会で使用するスタートゲートも製作。SITチャレンジ制度で材料費を支援してもらうとともに、顧問の先生からは技術的なアドバイスを受けています。メンバー全員でレーシングカーを楽しむ 毎年9月に開かれる「学生フォーミュラ日本大会」ICV(ガソリンエンジン)クラスへの参戦に向けて、小型レーシングカーを構想・設計・製作しています。速度などの走行性能だけでなく、車両コンセプトや設計、コストなど、モノづくりの総合力が競われます。メンバーが開拓したスポンサー企業からも活動費と技術的な支援を受け、大会での全種目完走を目標にマシンの完成を目指しています。 地上と宇宙ステーションを結び、人や物資を合理的に運ぶ宇宙輸送システム、将来の宇宙エレベーター構想の実現に近づくために宇宙エレベーター競技会に毎年参加しています。宇宙への夢を追い、クライマーの昇降実験等を積み重ね、より先進的なクライマーの開発を目指しています。※2019年度参考91鳥人間コンテスト宇宙エレベーター競技会マイコンカープロジェクトSITフォーミュラプロジェクト湘工大生の挑戦ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト ACM 国際大学対抗プログラミングコンテストに、情報工学科の学生たちが毎年出場しています。3人1組のチームでプログラミングによる問題解決能力を競い合うもので、事前に参加者を集めて練習会も実施しています。SIT CHALLENGE

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