大学案内2024
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工学部機械工学科38FeaturesFeaturesFeatures機械工学科は企業や自治体と連携した研究も行っています。TOPIC about X-Tech井上文宏教授の研究室は、宇宙エレベーターなど近未来のロボット開発や機械システムに関する研究を行っています。2014年から株式会社大林組と共同で宇宙エレベーターの研究を行い、昇降機(クライマー)の性能実験を目的とした「宇宙エレベーターチャレンジ」に毎年参加をして技術向上を目指しています。また、交通インフラの整備・安全を担うシステムの研究開発も進めており、2022年10月には東急建設株式会社、東京大学、東京理科大学、株式会社小川優機製作所、株式会社菊池製作所と共同開発をしたトンネル点検システム「iTOREL(アイトーレル)」が第10回ロボット大賞で優秀賞を受賞しました。宇宙エレベーターの研究トンネル点検システム繊維強化プラスチック減圧弁の通水音低減化に関する研究に関する研究多様な機械工学技術者を育成家電、精密機器、自動車、プラント、ロボット、航空・宇宙など幅広い分野で、開発・設計、生産、保守を行う技術者に必要な機械工学の知識を学修し、「機械工学プロジェクト」などの実習を通し、技術力と問題解決力を身につけます。習熟度別カリキュラムで知識を修得学生の習熟度に応じたカリキュラムで、機械工学技術者に必要な知識を確実に修得。1年次には力学の基礎を築き、2年次以降は実験・実習科目で深い理解へと導きます。新しい機械の設計や開発、製造などを自らできるようになります。実践で工学的センスを磨く授業の約4割が体験型科目。加工技術を学ぶ実習、アイデアを形にする機械製図やCAD、基礎・機械実験などを通し科学的・工学的な考え方とセンスを磨きます。体験を通して創造力を養いコミュニケーション、自己管理力を育みます。宇宙開発×ロボット工学機械工学科の3つの特徴010203

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