大学案内2024
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工学部電気電子工学科44FeaturesFeaturesabout X-TechTOPIC 加保貴奈教授の研究室はJAXAの科学観測用気球“大気球”の共同研究を行っています。さらにJAXA、国立極地研究所とともに進めているスーパープレッシャー気球とPANSYレーダーを用いた大気重力波の共同観測に無線通信技術の分野から携わっています。2022年1月には日本初のスーパープレッシャー気球を用いた科学観測が南極の昭和基地で実施されました。また同年8月に開催された電子情報通信学会の衛星通信研究会において、電気電子工学科4年の鈴木貴登さんが加保教授、JAXA、国立極地研究所とともに“イリジウム衛星を用いた南極上空スーパープレッシャー気球の測位誤差の実験評価”の発表を行いました。撮影:第63次同行岩手日報記者写真提供:国立極地研究所次世代エネルギーを担う電気電子技術者へ現代社会に必要とされるクリーンエネルギー開発や電気電子機器の省電力・高性能化。また、電力技術と通信技術を融合させ、効率的な発送電を行うスマートグリッドなど、社会が求める多彩な電気電子技術に応える技術者を目指します。現代社会に不可欠なIoT技術を修得電話や電球に始まり発電、通信、電子回路、コンピュータなど現代社会の基盤を支える重要な技術を創り出してきた電気電子工学。本学科では電気エネルギー、エレクトロニクス、情報通信の3分野を幅広く学び産業の発展を支える人材を育成します。南極観測×無線通信工学電気電子工学科の2つの特徴0102

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