大学案内2024
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矢野綾乃Ayano Yano工学の力で 社会貢献工学部電気電子工学科3年長野県松本工業高等学校出身 父親がエンジニアで、自宅で基板を作ったりしていたので工学は幼い頃から身近なものでした。私自身、細かい作業が得意でピンセットを使って小さな鶴を折ったり手を動かして物をつくったりするのが好きだったこともあり、自然と工業高校へ進学しました。高校在学中に情報通信分野に興味を持ち、電気電子工学科に女性の先生がいる湘南工科大学を見つけて、進学を決めました。指導書を見ながら手を動かして基板などを作りあげ、実際に指示通りのことが起こると毎回感動します。新しい知識が増えて、点だったものがつながり線となっていくことに喜びを感じると同時に、さらにいろいろなことを知りたいという学びへの意欲がわきます。他学科の学生と共同で行う「共通基盤ワークショップ」という授業の新商品開発プロジェクトでは、自由にモニターが動く“モニターアーム”を企画から設計、デザインまでトータルで行いました。この授業では、異なる分野を学んでいる人たちの発想や知識に刺激を受け、視野が広がりました。将来は人材不足が深刻な農業分野を工学の力で支えられたらと思っています。祖父母が農家だったのですが、高齢になり農業ができなくなったのを見て、体が弱かったり人手が少なかったりしても農業が継続できる機器があればと思ったのです。工学の力で社会に貢献できる技術者になる。それが今の私の目標です。Webでもっと詳しく!SHONAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY07

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