Faculty of Engineeringスポーツ科学×バイオメカニクスaboutX-Tech58将来に直結する実験・実習を重視広く工学を学び社会的ニーズに応える実社会で役立つ伝える力を養う工学部人間環境学科人間環境学科では、スポーツと工学の融合領域を学ぶことができます。加藤忠彦准教授の研究室では、スポーツにおける人やモノのさまざまな動作やふるまいのメカニズムを力学の観点から解明する「スポーツバイオメカニクス」の視点で、スポーツ動作の研究を行っています。「スポーツ科学」の基礎領域の一つで、身体がどんな力を発揮して、どのように動いているかを数値やデータで可視化し、客観的に解析・評価します。幅広く蓄積された数値やデータを統計処理などと組み合わせて追究することでパフォーマンスの向上に貢献できます。生理学的・心理学的・科学的根拠に基づいた指導は、スポーツをする側も指導する側も、楽しく安全に、より高みを目指して取り組めるようになるでしょう。学生自身が手を動かしデータを取得する実験・実習科目を重視。先端材料の機械的特性やCO₂などのエネルギー原単位の評価、LEDを用いた工作、生体成分の抽出分離、循環系の計測など、将来の実務に直結した実験・実習を行います。先端技術の多くは異分野技術の集積です。幅広く工学技術を学ぶことで、未知の技術や機器に対しても適切に処理し、扱える「技術対応力」を養い、社会のニーズに合った新しい製品を開発できる技術者を育成します。実社会で製品企画や業務報告を行う際には、あらゆる人に理解できるよう伝える力が必須です。実験レポートなどのライティングやプレゼンテーションについて丁寧に指導し、科学的事柄を客観的に示しながら自分の考えを伝える力を培います。TOPIC 人間環境学科の特徴
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