社会貢献活動報告書2021年度
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<今年度の活動> 活動は田んぼ、畑、竹林・雑木林にわかれており、私たちは朝の全体ミーティングで各 田んぼの作業では、主に田起こしや雑草取りを行った。田起こしでは、田植えに向けて 畑の作業では、さつまいもや里芋、玉ねぎ、大根などを育てた。それぞれの作物を植え<活動の目的、団体について> 人と生き物が共存してきた里山環境を農作業や竹林・雑木林の整備、自然資源の循環利用の活動を体験しながら保全することで、自然の大切さを伝えることが目的である。会員はシニア層から子どもまで幅広く構成されている。活動内容は茅ヶ崎里山公園HP内で発信されている。 リーダーの指示に従って活動を行った。 稲株を土にすき込む作業を行った。茅ヶ崎里山公園倶楽部の田んぼでは、生き物が暮らしやすいよう一年中湿田にしている。そのため、田んぼの中にはヤゴやタガメ、ザリガニ、亀などが生息している。 付けるところから始まり、収穫の作業まで行った。里山では、有機肥料を使用して土をよくしている。収穫した野菜は、お味噌汁やピザの具材として食べた。里山の野菜は農薬を 竹林・雑木林の作業では、主に竹の間伐を行った。その他にも外来植物の抜き取りや薪割りなどの<活動から学んだこと> この活動では機械を使わないから、昔の生活を体験しているみたいで楽しい。普段の生活ではできない経験が できる。 <総合デザイン学科3年 佐伯 勇豪> 倶楽部の方々一人ひとりの考え方や教え方が異なる。人の手を加えることによって里山の美しい自然環境を維持している。保全活動をするうえで、作業一つひとつに意味がある。 <総合デザイン学科2年 松川 礼奈> 里山で行うそれぞれの作業が、ほぼ手作業である故に知ることのできた、その大変さや楽しさ。また、竹林やその他の植物が里山に及ぼす影響について。 <人間環境学科2年 中川西 航太> 山を保全することの意味。竹間伐の方法や農具の使い方。コミュニケーションを図ること、主体性を持って行動することの大切さ。そして、社会貢献とは何か。 <人間環境学科2年 深見 雄太> <受入団体からのコメント> 皆さん積極的に活動してくれました。我々も大いに助かりました。長靴を履いて、自然の中で汗をかく、という のは皆さんにとっても貴重な体験だったと思います。お疲れさまでした。また遊びに来てください。 (宮永様) <○○学科〇年△△〇〇> 使用していないため、新鮮でおいしい。収穫した大根は、干して たくあんにして食べた。 の作業がある。竹の間伐では、竹林の景観を保つために、古くなった竹などを切り倒した。竹は成成長速度が速く、増えすぎると日光が遮られ、他の植物の成長の妨げとなってしまうため、定期的に間間伐を行う必要がある。現在は、感染症拡大の影響で活動が制限され、少人数で作業を行っている。 <活動場所>神奈川県立茅ヶ崎里山公園 <活動頻度>毎週土曜 10:00-14:45 <今年度の主なイベント> <教員からのコメント> 茅ヶ崎里山保全活動への参加意識が高く、自ら積極的に動く様子がみられました。湘南工科大学を背負っての参加ですが、活動は立派なものだったと思います。 この経験を活かし、さらに自分自身を高めていって ください。 (髙野) 10 5月 田起こし・さつまいも畝 作り・竹林整備 6月 田植え・外来植物レクチャー 7月 雑草取り・外来植物抜取り 8月 ソーメン流し・かかし製作 9月 ハサ掛け製作・大根種まき 10月 稲刈り・さつまいも収穫・ 竹林整備 11月 しいたけ狩り・小麦種まき 12月 ピザ作り・竹林整備・感謝祭 1月 お赤飯作り・麦踏み・落ち葉 かき・水路整備 2月 苗床整備・竹炭・竹チップ 3月 畦草刈り・じゃがいも植え 付け・竹密度調査 4月 苗床 種まき・タケノコ掘り <実習テーマ>茅ヶ崎里山保全 <実施団体> 茅ヶ崎里山公園倶楽部 作業一つひとつに 意味がある

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