社会貢献活動報告書2021年度
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藤沢市みらい創造財団 <今年度の活動> 時期が秋ということと、私自身が音楽に興味があったという二つの要素から思い立った企画である。 <総合デザイン学科2年矢口凌雅> <実習テーマ>辻堂のヤング☆スクエア <実施団体> 公益財団法人 「辻堂のヤング☆スクエア」は野外活動や外部講師によるト「先進技術の3Dプリンターの世界」の講座を行った。内私は今年度「秋に奏でる鈴虫の演奏会」といった題名で工作活動を行った。これはイベントを行うこれらの企画を行うためにまず会館側と協力し、材料の調達や、音についての説明を行うための パワーポイントの制作等、準備を行った。そして当日に向け自ら構想を練り、当日のスケジュールを確定した。 当日は「音についてと工作手順の説明」、「工作」、「完成した製作物での演奏会」、「実際の楽器を試奏」という流 他にも大学モノづくりラボで、小学生向けの体験イベン容としては3Dプリンターの説明、稼働状況の見学、校内探索などを行い、参加者からは「近所の大学をより身近に感じることができました」等の感想が聞かれた。 <活動を通じて学んだこと> 一番大きかったのは小学生に合わせた説明をするということである。パワーポイントにも同じことが言えるであろう。このように説明する対象に応じて説明の仕方を変えるという箇所が一番勉強になった。 <受入団体からのコメント> 昨年の実習時から対応スキルが高かったが、さらに積極性、向上性、応用性に成長が見受けられました。 ベースギターを持参し未知の楽器に自由に触れる機会を提供したのも素晴らしく、青少年の情操教育につながりました。大変お疲れさまでした。 (熊谷様) <活動の目的、団体について> 講座などを行うプログラムである。会場の辻堂青少年会館は、藤沢市の青少年健全育成事業の活性化と発展を目指し、1955年に市民の募金で創立され、藤沢市みらい創造財団が運営している。教育ではなく体験活動を中心として学ぶ環境が作られている。社会貢献活動2は、社会貢献活動1で得た経験や学んだことを活かし、自らが企画を立て会館側と協力しイベントを行う活動である。 <活動場所>辻堂青少年会館(稀に野外活動あり) <活動頻度>毎週土曜または日曜9-13時 <今年度の主なイベント> <教員からのコメント> 様々な個性を持つ子どもたち、実習を支え見守ってくださる受け入れ団体や講師の皆様と接する中で、「お客さん」ではなく「主催者の一員」だという自覚と、大人としての責任感が芽生え、成長した様子が伺えました。 (野中) 15 5月 母の日プレゼント制作 11月 子ども実行委員会 6月 発明クラブ 7月 冒険チャレンジクラブ 1月 会館フェスティバル準備 8月 カヌー体験 9月 ヤングスクエア 10月 社会貢献活動2企画 4月 12月 クリスマス会 2月 会館フェスティバル 3月 16㎜アニメ放映会 社会貢献活動2 れで行った。「音についてと工作手順の説明」では、音の三要素についての説明や工作手順等をパワーポイントで説明した。また、その際に鈴虫の鳴き声を当てるクイズなどを交えつつ行った。次に工作に移った。製作物は割りばしに糸をくくり、その糸に六角レンチを結ぶといった簡易的なトライアングルのようにした。しかしこれも糸の長さや種類、六角レンチの大きさなどによって音色が変わるため、音の変化やより鈴虫の音色に近づけるよう試行錯誤できるようにした結果である。 そして制作したこれらを、童謡「虫の声」に合わせて一斉に演奏した。最後に会館側で所持していたウクレレと自ら持参したベースを試奏 して、本物の楽器との違いを体験できるような時間を作 った。 自分の興味のあるものを 活動につなげる について学んだ 「向かない」は「自己理解」へ を見てまだまだ

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