社会貢献活動報告書2022
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実習活動報告 <今年度の活動報告> 葛川をきれいにする会は、月に数回行われる活動 日に集まったメンバーの中から水中班と陸上班に分かれて、決められた区間を清掃する。他に、年に数回 川を流れる生物の触れ合い体験などを行っており、 こちらも参加可能である。 (森田) <実習テーマ>二宮町葛川クリーンアップ <実施団体> 葛川をきれいにする会 割を持つ。 今年度は、葛川の清掃の他に様々なイベントがあった。生き物観察では子供を連れた家族たちと自然の中にいる生き物たちと触れる事ができ、生き物の生態や自然についてさまざまなことを学んだ(生き物によって住む場所が異なっているため、清掃するにあたってどういう心情で取り組むかなど)。また10月に行われたバーベキュー大会では、綺麗な自然の中でバーベキューをし、自然へのありがたさが感じられた。 <教員からのコメント> 葛川をきれいにする会は、20年以上活動を続ける市民団体である。神奈川県中郡二宮町を流れる二級河川である葛川を清掃し、葛川を昔のように子供たちが水遊びできる、綺麗で安全な川にすることを目指している。主な活動は、毎月2回の葛川の清掃活動、年に4回行う水質調査である。その他に、生き物観察、バーベキュー大会といったイベントも行っている。 ・活動を通して自然に対しての考え方、社会に向けて他人との関わり方を学んだ。 ・川だけでなく町を清掃する事の重要性を知ったほか、実習生として会の活動の中でどの様に仕事に取り組むべきなのかを学んだ。 (電気電子工学科3年 脇元涼平) ・人為的な汚染が河川に与える影響や自然保護の必要性を具体的に感じることができた。 川のゴミを拾いその分別作業やいろいろな当会のイベントにも参加して、若い感性で高齢者の多い会を元気にしてくれて感謝です。ゴミから環境への関心をいっそう高めてくれると嬉しいですね。 (長田様) <活動の目的、団体について> 水中班では、水中の活動であるため防水加工がさ れた胴長を着て活動するため服を濡らす心配は無い。水中班の仕事は川の中にあるゴミの回収だが、取り逃したゴミはそのまま海に流れて行きその結果海の汚染に繋がる。そのため作業は真剣に取り組む必要があるが、会の方のアドバイスをよく聞いていれば問題は無い。また川の周辺は緑に囲まれて、とても穏やかな雰囲気で、夏などは胴長を通して水の冷たさを感じる事が出来非常に心地良い。 陸上班の仕事はゴミの引き上げ、分別と川の土手のゴミ回収である。土手に落ちているゴミは風などにより川に落ちる可能性が高く、落ちた場合の回収は非常に困難になるため、水中班と同様に重要な役 <協働団体からのコメント> <活動場所>神奈川県中郡二宮町 <活動頻度>毎月第1・3土曜3時間程度 <活動概要> 13 通常の清掃活動、定例会以外のイベントは以下の通り 5月 水質調査・エコフェスタ・葛川に親しむ会開催 8月 水質調査・葛川に親しむ会開催 10月 バーベキュー 11月 水質調査 1月 新年会 川の清掃から地域の自然環境や住民の皆さんとの交流など、様々な角度で視野が広がっていきましたね。物事を多面的に見るチカラを、学修でも今後の人生でも生かしてください。 (人間環境学科1年 佐藤億) (電気電子工学科3年 盧億) 取り逃がすとゴミはそのまま海に

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