社会貢献活動報告書2022
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実習活動報告・ 里山のしくみを理解して、将来の里山を保全管理してい 10月 いよいよ稲刈りが行われます。4か月という期間で大きく育った稲たちを収穫する苦労と達成感は何物にも代えがたいものとなりました。2週間明けてからは、脱穀とハサ掛けを行い全員がもみ殻まみれになりました。 5月 最初に、この活動についての説明や里山につ 6月 この時期になると年末の感謝祭に向けて、田植 えや麦刈りを行います。どちらも体力が必要で、 何より普段使っていない筋肉を使うことになる ので、次の日の筋肉痛は確定です。 (宮永様) <実習テーマ>茅ヶ崎里山保全 <実施団体> 茅ヶ崎里山公園倶楽部 (水谷) 数百人の会員がいる茅ヶ崎里山公園倶楽部が以下を目的として活動している。 ・ 里山のしくみや恵みなどを市民が実際に体験し、継続的に活動できる公園として、 里山の魅力を発信する。 ・ 公共財産である公園の維持管理を、市民と公園管理者が協働で実践し、さらに、諸施設の有効活用並びに市民との交流を図る。 く人材を育成する。 ・普段関わることのない活動経験は自身のアップデートにもなる。里山という自然に触れることで、SDGsに関する考え方も変わるのではないだろうか。 (電気電子工学科3年 湯山駿希) ・体力、知識、経験を手に入れられるボランティア。やることの範囲が幅広いため、様々な活動を行いたい学生におススメ。 (電気電子工学科2年 長谷川隼弥) ・様々な年代の方と会話をしながら、和やかな雰囲気で楽しく活動できる。また、自然の多い場所で活動するので、気持ちをリフレッシュできる。 (人間環境学科3年 深見雄太) ・自然の中で、作物を育てたり竹を切ったりと普段できない貴重な経験を体験できる。参加者の年齢層も広いため、コミュニケーションの幅も広がるよ! (電気電子工学科3年 吉井大貴) <活動の目的、団体について> <今年度の活動報告> <協働団体からのコメント> 田植え・稲刈り、畑の農作業、竹の間伐、特定外来植物の除去、椎茸栽培、皆さんにとっては初めての体験でとまどうことも多かったでしょうが、熱心に取り組んでくれました。感謝します。実習は終わりますが、また遊びに来てください。 いてのいろはを教えてもらえます。竹林伐採やささげの種まきを行い、全体イベントとして荒代かきを実施しました。 7月 外来種の抜き取りがメインの行事です。外来種 をただ抜き取るだけではなく、ハンカチを染め る天然の染色剤にすることで、無駄にすることなく利用することができます。 8月 一大イベントであるソーメン流しが行われます。 今年はコロナの影響で断念せざるを得ませんでしたが、かかしの制作、展示等の新しいことに挑戦することができました。 9月 大規模な行事はないものの点検や準備など、 小さくても大切な作業が多く実施されました。 <活動概要>年間の畑、稲作、竹林整備作業など 11月 小麦の種まきや大根の収穫を行います。畑から大根を抜いた時の美しさは、すばらしいの一言に尽きます。 12月 一大イベントの感謝祭とその準備を行います。感謝祭では今まで収穫してきた作物や穀物を使用した料理がふるまわれます。育ててきた大変さがわかるからこそ、味わった時の美味しさは涙なしには語れません。 1月 枯れ葉が多く散る季節です。この月は最後となる竹林伐採や落ち葉かきを行いました。 畑班/田んぼ班/竹林班に分かれて活動しました。年間を通して普段経験しないことを知り得る活動となり、私達の持続可能な社会に対する意識の向上にもつながりました。 <活動場所>県立茅ヶ崎里山公園 <活動頻度>毎週水・土曜の10時から14時 学生が主に活動するのは土曜 <教員からのコメント> 私の訪問時、実習生は印のついた竹を伐採して運搬する作業を行っていました。鋸をうまく使えない実習生もいて苦労しているようでしたが、徐々にスムーズに行えるようになっていきました。疲れたでしょうが、実習を行った満足感も手に入れたと思います。 14 大根を抜いた時の 美しさ

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