社会貢献活動報告書2022
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実習活動報告 辻堂青少年会館は平日、学童施設のような形で開 放し、休日には様々なイベントを開催している。私た ち実習生はそのイベントのサポートをさせて頂く形で活動を行う。毎回約15名程度の主に小学生から 中学生くらいの児童が参加し、活動によっては外部 から講師をお招きすることもあり、様々な方々と関 わる機会がある。 ・子どもとも年上の方々とも関わり、幅のある交流を経験することができる。少しでも興味があったらぜひ飛び込んでみてほしい。 (総合デザイン学科1年 山中尋斗) ・この活動を通して、共に行動することで、自分からの目線だけではなく、相手と同じ目線に立つことの大切を学んだ。 (情報工学科3年 稲村拓巳) <実習テーマ>辻堂の <実施団体> 公益財団法人 ヤング☆スクエア 藤沢市みらい創造財団 辻堂駅から南へ徒歩約3分、藤沢市みら い創造財団が運営する辻堂青少年会館。 青少年に活動の場を提供し、健全な育成 を図ることを目的として設立された施設 であり、年間を通して様々な活動を行っ ている。沢山の講師の方々、地域の方々 に支えられ、愛されている施設である。 <活動の目的、団体について> <今年度の活動報告> <協働団体からのコメント> 2人とも実習中も礼儀正しく、それぞれの実習目標に向かって積極的に活動し実習時間は規定の50時間を大きく上回りました。他者とのかかわりの中で学んだことを今後の活動に生かしてください。 (伊藤様) 年間を通して活動する「ヤングスクエア」は、毎度違った内容で、その日に完結する制作物を作るなど楽しみながら学ぶ活動となっている。今年度は、オリジナルで傘をデコレーションする「お天気アンブレラ作り」、SDGsに関連して「マイクロプラスチックを使ったストラップ作り」、お金のあれこれを楽しく学ぶ「お買い物ゲーム」などがあった。 他にも様々なクラブ活動があり、私たちは「発明クラブ」と「冒険チャレンジクラブ」の活動にも参加した。「発明クラブ」は子供たちが、自身や周囲の人が生活の中で不便だと感じた出来事から、生活を便利にする発明品を約4か月の期間をかけて生み出す。講師の方の補助も入るが子供たちの考えを第1とするため、私たちには思いつかないような素晴らしい ものが制作される。発明品は神奈川県青少年創意くふう展覧会にも出品し、今年度は複数の児童が賞を受賞した。うち1名が県知事賞を受賞し、さらに全国展でも入選した。 「冒険チャレンジクラブ」は年間を通して行われるクラブで、月に1度、新しい「チャレンジ」を経験できる活動だ。今年は「火起こし体験」「ダム学習&カヌー体験」「うどんづくり」などがあった。チャレンジをする子供たちを見守りながら、私たちもチャレンジし、新たな刺激がたくさん得られる活動である。 たくさんの経験をさせて頂き、精神的な成長があり、視野が広がった。とても有意義な実習になったと感じる。 <活動場所>辻堂青少年会館 <活動頻度>土曜または日曜の9-12時まで <活動概要> <教員からのコメント> 最初はどうやって子どもたちに接して良いか分からず戸惑いもあったようですが、実習を支えてくださった職員の皆様からもアドバイスをもらいながら主体的に活動に参加することで、結果的にたくさんの学びと大切な経験が得られたのではないかと思います。 18 学校・学年を越えて活動する小・中学生を対象としたさまざまな講座、企画のサポート ・ヤングスクエア活動 ・発明クラブ・冒険チャレンジ ・SDGsつじせいもったいないネット ・会館フェスティバル 等 ※他、 (安藤) 子どもたちと一緒に自分もチャレンジ!

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