持続可能な組織運営を進めるためには、組織の現状や状況をしっかりと把握し、今後の活動方向を検討することが重要である。まちだサポーターズにおいては、現時点では主に「事務局運営に関する点」、「組織運営とリーダーシップに関する事項」、「参加ハードルの軽減と活躍の促進に関する事項」についての現状・課題が明らかとなっており、これらを踏まえながら今後の活動を進めていく方針である。 区分 組織運営と リーダーシップに関する事項 参加ハードルの軽減と活躍の促進 に関する事項 事務局運営 に関する事項 ボランティア活動における現状・課題と今後の方向性 シニア世代にも配慮し、郵送での案内や希望受付、マッチング調整を行うことで、きめ細やかな運営支援ができている。一方で、事務局の業務が複雑化し、負担が大きい面もある。 活動団体の自立化について過去に検討も行っているが、個人情報の保護や運営の安定性の観点から、市を主事務局とする運営体制が現時点では妥当と判断されている。 現状・課題 現時点でシステム化などの検討は進められてはいないが、事務局の負担を軽減し、効率的な運営のあり方を今後検討していく必要がある。 今後の方向性 会の自立化に向けて、自主事業の取り組みを広げることで、会員が段階的に運営に携わる機会を増やし、主体性を育む環境づくりを検討する。 総務班のメンバーの固定化・高齢化が生じており、新しいメンバーの育成や世代交代の仕組みを検討する必要がある。また、リーダーのような役職を担うことに対して抵抗感を持つ人もいるため、リーダーシップのあり方に関する検討が必要である。 現状・課題 ベテラン会員と新人会員の間で、経験や活動への考え方にギャップが生まれることがあり、相互理解を深める必要がある。 ベテランと新人が気軽に交流できる場を設け、経験や価値観を共有する機会を増やし、お互いの理解や連携を深める。 会員同士の親睦を深めるため、参加しやすい交流の場を積極今後の方向性 総会や規約があることで、活動の運営や方針が「しっかり」とした体制になっている一方で、楽しく気軽に参加できる雰囲気が伝わりにくいケースがある。 現状・課題 現状においては平日昼間の活動が中心となっているため、若 新規会員が参加しやすいよう、オリエンテーションや説明会を通じて安心して参加しやすい環境づくりや、より多くの会員が参加しやすい場づくりを進めていく必要がある。 今後の方向性 活動の幅を広げつつ、会員自身が地域社会とのつながりを深めたり、ボランティア活動を通じて人生が豊かになるきっかけとなったりするような場を提供していきたい。 内容 的に企画する。 い世代が参加しにくい時間帯となっている。 11
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