毎年登録(更新)による会員管理と、研修・フォロー体制など 自治体や地域連携の調整はクラブが窓口となり調整を行い、ホームゲームの支援以外の多様なボランティア活動の機会確保を行っている。 現状・課題 ボランティアの活動費(交通費や保険など)はホームゲーム運今後の方向性 ただし、会員全体の高齢化は進んでいることから、将来的な活動の持続性を考え、より若い世代の参加を促せるような仕組みづくりを検討していく。 チューターやリーダーには一定の権限が委譲されているとともに、あえてマニュアルを作らず、臨機応変に対応できるスキル向上を図っている。 ボランティア活動においては、活動場所を固定せず、毎回いろいろな役割を担い、組織の流動性を維持できるようにしている。 現状・課題 平日にクラブがある場合は活動できる人数が少ない時もあ 現在も行ってはいるが、チューターを交代していくタイミングでは、できるだけ若い人材をチューターに入れるように意識するとともに、リーダーも固定せず高校生や大学生などの若手にも経験の機会を与え、組織の活性化と活動の質の向上を図っている。 今後の方向性 チューターやリーダーには上下関係がなく、研修でもその点を強調し、ベテランと新人の間にもフラットな関係性が維持できるようにしている。 現状・課題 ボランティアに感謝を伝え、クラブとボランティアが交流を深められるように、「ボランティア納会」、「慰労会」を行うとともに、ボランティア同士でも交流会を行い、ボランティア活動への継続意欲につながる様々な取り組みが行われている。 今後も会員自身がクラブへの帰属意識や、地域社会とのつながりを実感できるような、ボランティア活動を提供していき、ボランティア活動の意義をさらに高めていく。 今後の方向性 持続可能な組織運営には、現状を的確に把握し、今後の方向性を明確にすることが不可欠である。川崎フロンターレボランティアでは、「事務局運営」、「組織運営とリーダーシップ」、「参加ハードルの軽減と活躍促進」の3つの視点から現状と課題を整理した。その結果、以下のような点が主な課題として挙げられた。これらの課題に対応するため、複数の改善策が検討されており、今後の実践を通じて、活動のさらなる充実と強化が期待される。 区分 組織運営と リーダーシップに関する事項 参加ハードルの軽減と活躍の促進 に関する事項 事務局運営 に関する事項 ボランティア活動における現状・課題と今後の方向性 現時点では、登録会員の規模拡大は目指しておらず、活動量に見合う規模として現状会員数を維持できるような取り組みを想定している。 内容 が充実している。 営費から賄われ、予算規模は例年同額程度である。 り、平日活動の人材確保は課題である。 26
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