SV2004は、1998年からスタートしたサッカー「ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)」のボランティアや2001年の宮城国体、2002年FIFAワールドカップ宮城大会のボランティア経験者の有志が集まり、幅広いスポーツをサポートすることを目的に、2004年9月に設立された。 プロ野球球団と協働したボランティア制度の確立は、全国初であり、他のスポーツ団体などとも連携し活動の幅を広げていった。その後、東日本大震災やコロナ禍により活動の自粛や活動方法の変更を余儀なくされる場面もあったが、会員同士や関係機会と連携し工夫を重ねながら、幅広いスポーツイベントの支援を継続してきた。こうした取り組みのもと、組織は発展を遂げ、2024年に設立20周年を迎えている。 活動の運営は、理事会を中心に活動を運営している。会員の募集は、チラシをウェブサイトで公開し、申込書を郵送かFAXで受付を行っている。会員の種類は、SV会員(活動への参加者)、サポート会員(活動はしないが会の運営に賛同する方:【個人/法人、準会員(学生)】3種類となっている。事業運営に関する経費は、会員の会費、中高生ボランティア育成に関する委託費などによって賄われている。 組織運営にあたって、年次の活動テーマや組織の目指す方針については、理事会で協議を経た上で、年に一度の総会(3月)において、議案として提示し議決をとった上で事業を推進している。 執行部体制 会員制度 3種類 活動方針 活動を 「楽しむ」 原点を大切に 連係する仲間 との共通課題 の改善・解決 代表理事1人、副代表理事2人、 理事9人、監事2人、会計1人、会員担当1人 ○ SV会員:活動への参加者 [年会費1,000円] ○ サポート会員:活動はしないが会の運営に賛同する方 [年会費 個人会員2,000円 法人会員10,000円] ○ 準会員:学生 [年会費 無料] ○ 20周年をテーマに「楽しむ」取り組みをもっと増やそう 「楽しむ」をテーマに記念のイベントを年間通して企画し、実施する。 〇 各班の活動をさらに充実、笑顔を増やしていこう ここ数年、自主的に楽しみながら活動する班の活動が拡大しており、2024年はさらに発展させていく。 ○ 既存スポボラと連携し課題の改善に取り組もう 新たな仲間の獲得、継続のためのサポート、若い世代の参加に向け、ボランティアケアサポーター(世話係)を育成する。 ○ スポーツボランティアの社会的認知向上に努める 時代の変化に合わせさまざまなチャンネルでの情報発信に取り組むSNSや動画の活用、専門担当を育成する。 <執行部体制と会員制度> <2024年活動方針> 活動のポイント 30 運営方法
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