学報78号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY 駅伝競走部 ―市駅伝2連覇、市民マラソンでも5位入賞―[ 教員紹介 ] 新たに本学の教員として着任された先生をご紹介します。SHONANTHE12月22日、駅伝競走部が「第65回藤沢市駅伝競走大会」一般男子の部に出場し、昨年に引き続き優勝、2連覇を達成しました。同大会には、藤沢市在住・在勤・在学の48チーム、240名のランナーが5つのカテゴリーに分かれて出場し、藤沢市遠藤にある慶應義塾大学周辺のコースを走りました。本学同部からは、齊藤元選手(人間環境学科2年)、吉川大智選手(同)、米田光利選手(情報工学科2年)、長谷川光選手(総合デザイン学科1年)、奥谷研祐選手(人間環境学科1年)が出場。齊藤選手が1区で先頭にたつと、後続の選手たちも一度もトップを譲らず、4区間で区間賞を獲得する走りを見せ、優勝に貢献しました。1月26日には、第10回湘南藤沢市民マラソン2020の10マイルに出場した、奥谷研祐選手が5位入賞しました。今年は、実業団や全国レベルの大会に出場する大学の選手なども参加し、天候に関係なくハイペースなレースが展開され、奥谷選手が2位集団を終始けん引しながら、51分28秒のタイムでゴールテープを切りました。高電圧・大電流現象と、それと密接に関わる絶縁破壊現象に関する研究を行っています。こうした現象は未解明な点が多く残されているだけでなく、電気機器の設計上大変重要なものです。ほかの大学や企業と連携をとりながら、高電圧・大電流現象の物理的なメカニズム解明、その応用として、電気機器やデバイスの絶縁設計に役立つ知見を得ることを目指します。見た目にも大変美しく、かつ複雑で未知の現象を相手に試行錯誤することは、きっと学生のみなさんの人生の糧となるでしょう。08電気電子工学科 准教授コンピュータ応用学科 助教情報通信理論や高周波電磁気学などの授業を担当します。これまで企業において、大容量・高速光ファイバ通信の技術を中心に、学術研究から実用化・製品化まで、さまざまな段階の研究開発に携わってきました。5GやIoT技術の普及によってますます通信容量が増える中、“光”の果たす役割もさらに重要になってきています。授業、実験、卒業研究のさまざまな場面で“光”の魅力を伝えていくとともに、学生みなさんが長期にわたって技術者として活躍していけるための基礎学力や考える力を身につけられるよう、一緒に頑張っていきます。私は本学のコンピュータ応用学科(当時はシステムコミュニケーション工学科)の卒業生で、一期生でもあります。在学中に学科で学んだ経験を活かし、鎌倉市、綾瀬市と共働で、文化財の3DCGによる復元・VRやARを用いたデジタルコンテンツ化の研究を行ってきました。すでに姿が失われているものを再現し表示する技術は、人類の歴史文化を知る・伝えることにおいて、非常に重要な意味を持っています。学生のみなさんにも、コンピュータをただ利用するだけではなく、活用することで社会に貢献できる技術を伝えていければと考えています。電気電子工学科 講師※学年は受賞時の学年です。小野 浩孝井上 道哉岩渕 大行

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