学報82号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY04 学科長・センター長からのメッセージ電気電子工学科では、「社会に貢献できる技術者の育成」という観点から、ただ単に知識を詰め込むのではなく、その知識を応用して問題解決する力を育てたいと考えています。そのために、IoTルーム、電気工学実験室、電子工学実験室、電気基礎実験室などを5号館内に配備して、実習科目を多く用意しました。そして、「自ら考える力」を獲得できるカリキュラムを構築しています。本学科で学んだ学生の皆さんが卒業後、社会で活躍することを期待しています。皆さんが使っているアプリなどは、単純そうに見えるものでも、分かりやすさ、使いやすさ、安全性などさまざまなことを考えてプログラミングされています。また、開発には対象に応じた多様な知識・技術が必要になります。コンピュータ応用学科の幅広い学びの中でこれらの新しい発見・気づきを得てください。一方で、つまずくこともあるかもしれません。その瞬間が成長のチャンスです。ぜひ、いろいろなことに挑戦し、自らの可能性の幅を広げていきましょう。機械工学科 教授情報工学科 教授総合デザイン学科 教授コロナ禍の後、世界はカーボンニュートラル、SDGsそしてSociety5.0による大変革期を迎えます。その中で自動車、鉄道、飛行機、工作機械、医療、環境、エネルギーなど、世の中のほとんどのモノとサービスに関わりを持つ機械工学技術者の重要性はますます高まり、活躍の場は広がっていきます。本学科においては、実践的なモノ創り教育を通して機械工学を学び、創造性と実践力を養う教育と、AIやIoT時代に即した情報と機械工学の融合研究教育を行い、次世代の機械技術や先端技術の創成に挑戦し、時代を切り拓く技術者の育成を目指します。情報工学科では、1年から3年まで一貫したプログラミング実習授業が組まれています。プログラミングを学ぶ目的は、プログラマーになるためだけではありません。プログラミングを通して、社会人として必要な情報収集・分析力、論理的思考力、課題解決力を身につけることができるのです。これらの学びを通して、将来活躍できるICT技術者に成長することを期待しています。また、たくさんの友だちを作り、4年間の学生生活を通して、楽しく過ごしてほしいと願っています。総合デザイン学科ではさまざまなデザインに挑戦すべく、多くの実習・授業を通して頭・体を必死に動かしてデザインを体得する授業展開を図ります。学生の皆さんには、自ら考え、自ら動いてさまざまなデザインに取り組むという姿勢を期待します。教えてもらうという受け身の姿勢ではなく、自ら課題を見つけ、解決していくという積極的な取り組みをお願いします。一度だけの人生ですから、しっかり自分の意志で学んでいきましょう。 コンピュータ応用学科 教授電気電子工学科 教授SHONANTHE大谷 俊博堀越 力尾﨑 文夫水谷 光牧 紀子

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