学報82号
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05 令和4年度入学式を挙行 新入生ガイダンス/SIT女子会4月3日、本学大講義室において、令和4年度入学式を挙行し、新入生・編入生605人(大学院17人、工学部588人)が本学の門をくぐりました。オペラ歌手・鈴木慶江さんの国歌斉唱で始まった式典では、木枝暢夫新学長により入学を許可された新入生を代表して、コンピュータ応用学科の松尾爽礼さんが大学生活への決意を宣誓しました。木枝学長は式辞で、本学の特徴であるアクティブラーニングの学びに触れながら「大学では将来を意識しながら、自分に合った学修を進め、何事にも自分自身でしっかり考えて選択、行動することを心掛けてほしい」と述べました。糸山祐理事長と、鈴木慶江さんからはご自身の経験をもとに心温まる祝辞を頂戴し、締めくくりには、糸山英太郎総長から、これからの未来を担う新入生に対して、時勢を捉え、日本の技術を推進するような研究を行い、友人を数多く持ち、有意義な大学生活を過ごしていってほしいと、エールが送られました。4月4日~6日、2年ぶりに対面での新入生ガイダンスを実施し、大学生活を送る上での必要な情報や大学施設の利用方法などを説明しました。初日となる4日には、学生同士および学生と教員の親睦を深めることを目的に新入生オリエンテーションを実施し、各学科の教員が中心となり、さまざまな趣向を凝らした企画で友達づくりのきっかけを提供しました。また、6日には、女性教職員が中心となって、新入女子学生を対象に「SIT女子会」を開催。毎年、女子学生が充実したキャンパスライフを過ごせるようにと企画されていて、参加した女子学生たちは親睦を深める機会になりました。新入生の皆さんの学生生活が充実したものになることを、教職員一同、願っています。総合文化教育センターでは、社会人基礎科目や共通基盤ワークショップを通じて、学科を超えた学びの場を提供しています。そこでは、さまざまな人たちとの出会いと交流があります。ぜひ、大学のもつダイバーシティ(多様性)の素晴らしさを、在学中に堪能してください。そのことが、意外性と新規性に富んだこれからの社会で活躍する力になると思います。私たちも皆さんとともに歩んでいきます。人間環境学科 教授人間環境学科は、環境科学、スポーツ工学、医療科学を中心に、広く工学の応用分野を学ぶ学科です。さまざまな分野の技術について実験をしながら学びますので、知らず知らずのうちに、新しい技術に対応する力がつきます。これは、技術が絶えず進化する現代社会では重要な力となります。学科のある9号館には、新型の電子顕微鏡、運動と身体の関係を計測する機器や材料の強度測定器、バイオ実験設備など特徴的な設備があります。それらを利用して多くの経験を積んでいきましょう。総合文化教育センター 教授武藤 昌図平山 勉

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