学報83号
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13 進学コース2年修学旅行 技術コース3年研修旅行、修学旅行 技術コース2年研修旅行9月19日~22日、9月20日~23日に3泊4日で、進学コースの2年生が北海道へ修学旅行に行きました。訪れたのは、函館、ニセコ、札幌・小樽の道央道南地域。「SDGs未来都市」を掲げるニセコでは、観光・環境・農業など、町全体でのSDGsの取り組みについて学習したほか、ラフティングなどのアクティビティーやヘンプアクセサリーづくりなどに挑戦。札幌・小樽では、先住民族アイヌの文化を五感で感じることができる「ウポポイ 国立民族共生公園」を訪れ、アイヌ民族の歴史を学び、民族共生について一層理解を深めるきっかけになりました。また函館では班別自主行動を行い、「五稜郭公園」や「函館朝市」など同市内を散策。生徒たちは異文化を学ぶとともに仲間と協力することの大切さを改めて感じることができました。6月16日から1泊2日で、技術コースの3年生が新型コロナウイルスの影響で延期になっていた研修旅行で石川県金沢市を訪れました。初日は箔一本店 箔巧館で金箔貼りを体験し、石森木工では、かんな削りの体験や組子コースター作りに挑戦。その後、多種多様な石垣が見られることで有名な金沢城の散策を楽しみ、研修初日を終えました。2日目は班別自主行動で市内を巡りました。11月18日~20日には、こちらも新型コロナウイルスの影響で延期になっていた修学旅行のため、2泊3日で神戸・大阪を訪れました。初日は「神戸海洋博物館」などを見学し、「舞子海上プロムナード」で明石海峡大橋の絶景を観賞しました。2日目は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でアトラクションを楽しみ、最終日にはにぎやかな大阪の街を班別で巡りました。生徒たちは感染対策に努めながら、思い出に残る修学旅行を無事に終えました。9月21日から1泊2日で、技術コースの2年生が石川県金沢市へ研修旅行に行きました。同研修は、これからの工業技術の役割を理解するとともに、その土地の自然、歴史、文化、風物、伝統などに直接触れ、認識を深めるとともに、地域で生活する人々への関心を高めることを目的としています。初日は、金沢箔の製造工程や歴史について理解を深め、金箔貼りを体験。ほかにも、かんな削りや組子細工にも挑戦しました。長い年月をかけて磨き抜かれてきた伝統技術に触れることは、生徒たちにとって貴重な体験となりました。2日目の班別自主行動では、美しい出格子と石畳が続く「ひがし茶屋街」や「兼六園」を散策。古き良き時代を彷彿とさせる城下町の風情を味わうことができました。

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