学報84号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY04 学科長・センター長からのメッセージ電気電子工学科では、「社会に貢献できる技術者の育成」という観点から、ただ単に知識を詰め込むのではなく、その知識を応用して問題を解決する力を育てたいと考えています。そのために、IoTルーム、電気工学実験室、電子工学実験室、電気基礎実験室などを5号館内に配備して、実習科目を多く用意しました。そして、「自ら考える力」を獲得できるカリキュラムを構築しています。本学科で学んだ学生の皆さんが卒業後、社会で活躍することを期待しています。工学部 電気電子工学科 教授水谷 光人間環境学科は、環境科学、スポーツ工学、医療科学を中心に、広く工学の応用分野を学ぶ学科です。さまざまな分野の技術について実験をしながら学びますので、自然と新しい技術に対応する力がつきます。これは、技術が絶えず進化する現代社会では重要な力となります。学科のある9号館には、新型の電子顕微鏡、運動と身体の関係を計測する機器や材料の強度測定器、バイオ実験設備など他学科にない特徴的な設備があります。それらを利用して多くの経験を積んでいきましょう。工学部 機械工学科 教授工学部 総合デザイン学科 教授工学部 情報工学科 教授機械工学技術者は、自動車、ロボット、宇宙、工作機械、エネルギー、医療、環境など、世の中のほとんどのモノとサービスに関わりを持つため、多くの企業に採用されています。また、各分野では日々画期的な先端技術の開発が進められており、機械工学技術者のニーズはますます高まっています。本学科では、数学、力学などの機械工学基礎力の確実な修得とCADなどの実践的な設計教育、さらにAIやIoTなどのデータサイエンスと機械工学を融合させた教育を行い、次世代の機械技術の創成に積極的にチャレンジできる技術者の育成を目指します。総合デザイン学科では、“プロダクト”“空間”“エンジニアリング”のデザイン領域を1年次から多方面的に学び、さまざまなデザインに挑戦していきます。学生には授業や実習を通して、自ら課題を見つけ、解決していく総合的な実践力を身につけるとともに、未来へと導く新たなデザインを考える創造力を養ってほしいと願っています。社会を豊かにするテクノロジーと向き合い、ヒトやモノに関わる諸問題を考察し、よりよい世界を創っていけるよう共に学んでいきましょう。情報工学科では、「すべてはプログラミングから始まる」という教育指標を掲げ、専門科目の約8割がプログラミングを含む実践的な授業となっています。これにより、プログラミングを通して、技術者として必要な情報収集・分析力、論理的思考力、課題解決力を身につけます。また、社会を広く学ぶための情報系、FP(ファイナンシャルプランナー)および簿記などの資格取得の支援も充実しています。これらの学びを通して、大学生活を充実なものとして、皆さんには笑顔で卒業を迎えていただきたいと思います。工学部 人間環境学科 教授SHONANTHE田中 秀明禹 在勇二宮 洋武藤 昌図

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