学報84号
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05 令和5年度入学式を挙行/新入生ガイダンス/SIT女子会総合文化教育センターは、本学の学生が、視野狭窄に陥ることなく、幅広くバランスのとれた知識や思考力を習得できるよう、専門以外の人文・社会科学系のリベラルアーツ教育を担当しています。経済学、国際関係論、政治学、哲学、外国語、健康とスポーツなど、「健全な社会性」を育むための大切な土台づくりの場を提供しています。大学進学は決して当たり前のことではありません。ご家族をはじめとする周囲の方々への感謝の気持ちを忘れずに勉学に励んでください。4月2日、本学大講義室において、令和5年度入学式を挙行しました。大勢の参列者に見守られ、新入生・編入生563人(大学院22人、学部541人)が入学し、新たな学生生活をスタートさせました。式典では、新入生を代表して、人間環境学科の越智陽成さんが学生生活への期待を胸に、決意を宣誓。木枝学長は、新入生に対し、今年度から始動する本学の2学部体制を創り上げていくことへの協力を求めるとともに、これからの大学生活において仲間を思いやるメンバーシップの重要性などを式辞として述べました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。4月3日~5日、情報学部、工学部の2学部5学科で新入生ガイダンスを実施しました。教員から大学生活を送る上での必要な情報や大学施設の利用方法などの説明が行われ、学生同士および学生と教員の親睦を深めることを目的に新入生オリエンテーションなども行いました。各学部・学科では、趣向を凝らした企画やCC(コミュニケーションサークル)制度を活用して、友人づくりのきっかけなどを提供しました。また、5日には、女性教職員が中心となって、新入女子学生を対象に「SIT女子会」を開催。参加した新入生たちは次第に打ち解け、大学生活を実感している様子がうかがえました。新入生の皆さんの学生生活が充実したものになることを、教職員一同、願っています。工学部 コンピュータ応用学科兼 情報学部 情報学科 教授コンピュータ応用学科では、小規模プロジェクト型授業であるTPL(Team Project Learning)などを通じて幅広い技術を学ぶとともに、協働して作り上げる力を養っていきます。また、産官学プロジェクトや東京ゲームショウなどの外部に向けた活動を通じて、実践的な力の育成にも力を入れています。自身の可能性の幅を広げるためにも、いろいろなことにチャレンジをしてください。今年度から、加速する情報社会に貢献する技術者を育成するために、情報学部情報学科が新しく開設されました。情報学科ではBYODや主体的な学びを促すためのメディア授業の積極的な導入など、さまざまな新しい取り組みを行っていきます。幅広い情報学の分野の中から「やりたいこと」を見つけ、それを「できることに」する力を身につけ、自らの力で道を切り拓き、社会で活躍する技術者としての一歩を踏み出してください。総合文化教育センター 教授牧 紀子長谷川 将規

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