学報80号
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03 ステートメント寄付金についてのご報告 令和2年度に募集しました寄付金についてご報告いたします。大学では、総額305.5万円のご寄付を頂戴し全額を奨学金資金の充実に使用させていただきました。高校では、総額233万円のご寄付を頂戴し、全額を施設設備の充実に使用させていただきました。ご協力いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。今後とも、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 ビジョン タグライン 大学ロゴとタグラインの組み合わせ私たち湘南工科大学は1963年の開学以来、「社会に貢献する技術者の育成」という理念のもと、常に自由で新しい技術教育を探求し続けてきました。テクノロジーの加速度的な進化やグローバル化。少子高齢化社会や人生100年時代の到来。頻発する自然災害や深刻化する環境問題…。人類はいま、かつて経験したことのない大きな変化の中にいます。これからの社会で求められる力とは、人々に必要とされる技術力と人間力を併せ持ち、自らあるべき未来を描き、挑戦し、実現していく力であると私たちは考えます。既存の枠組みに捉われない発想力や行動力で、自分のために、誰かのために、「やりたいこと」を、「できること」に変えていく。そんな強く、優しく、逞しい人材の育成こそが、私たちの目指す技術教育です。私たち湘南工科大学は一人ひとりの個性と成長に向き合いながら、技術教育のあり方と人間教育のあるべき姿を新しい価値観で描き続けることで、未来の地域社会と日本、そして世界に広く貢献し続けます。本学1号館に「AI R&D センター(AI Research and Development センター)」を新設しました。同センターは、ゼミスペース、プロジェクトスペース、ミーティングスペースなどのパブリックエリアと、リフレシュスペースやライブラリなどのプライベートエリアで構成されています。各エリアが緩やかにつながる多様性に富んだ空間になっており、透明なアクリル壁で内部がよく見えるエントランスの展示スペースも目を引くでしょう。ユニークなのがミーティングスペースに設置された卓球台。アイデアが浮かばない時、意外な着想をもたらすアイテムになるかもしれません。このように、自由な発想と価値観を生み出すことのできる、コミュニケーションの拠点となることを目指した設計です。なお、同センターにはペット型ロボット「ポッポ」と「ペッペ」が常駐しています。機会があれば、ぜひ足をお運びいただき、2体のロボットたちと触れ合ってください。技術教育のあり方と、人間教育のあるべき姿を、新しい価値観で描き続ける。やりたいことを、できることに。湘南工科大学第1次中期計画(2020年〜2024年)新施設「AI R&Dセンター」について

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