学報88号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGYHIGH SCHOOL14 「かながわ ゆめ みらい2024」に参加 川西飛生さん、全豪オープンジュニアで奮闘 男子バスケ部が新人大会で優勝 第47回全国選抜高校テニス大会で男子団体優勝3月20日~26日に行われた「大正製薬リポビタン第47回全国選抜高校テニス大会」で、本校テニス部が男子団体で2016年以来9年ぶりに、8度目の優勝を飾りました。団体戦はダブルス2本、シングルス3本の合計5ポイントで争われ、柳川高等学校(福岡)との決勝では、両校譲らず激闘となり、2勝2敗で最後のシングルスに駒を進めました。プレッシャーがかかる中でも実力を出し切り、見事ストレートで勝利。チームを優勝へと導きました。2024年12月、本校を含めた神奈川県内の私立高校7校が企画・運営し、関東学院大学金沢八景キャンパスで「かながわ ゆめ みらい2024」を開催しました。本イベントは高校生が主体となり、神奈川県の課題や未来についてディスカッションを行うもので、本校からは進学特化コースの1・2年生が参加しました。実際に課題に直面している地域住民やその分野の専門家を招き、社会課題解決の糸口を多角的な視点から探るため、ディベート形式のディスカッションを実施。さまざまな分野からなる12のテーマにわたり、活発な議論を展開しました。参加した生徒からは「自分の想定とは全く異なる視点の話やアイデアをいただくことができ、発見が多かった」「バランスの取れた社会、誰もが納得のいく社会を築き上げることの難しさを、シミュレーションを通して実感した」などの声が寄せられ、自身の興味関心や進路、社会課題への意識を高める貴重な機会となりました。1月12日からオーストラリア・メルボルンで開催されたシーズン最初のグランドスラム大会「全豪オープンジュニア」に、本校男子テニス部の川西飛生さん(1年)が出場しました。本大会は、若手テニスプレーヤーにとって世界最高峰の舞台であり、川西さんにとっても大きな挑戦の機会となりました。川西さんは予選を勝ち上がり、男子シングルス1回戦でオーストラリアの選手と対戦し、6-4、1-6、4-6の接戦の末、惜しくも敗退。また、男子ダブルスでは、1回戦で地元オーストラリアのペアに2-6、6-3、12-10で逆転勝利を収めましたが、2回戦ではドイツのペアに4-6、3-6で敗れました。本大会で川西さんは持ち前の粘り強いプレーを発揮し、特にダブルスの試合では、パートナーとともに果敢に攻め、観客を魅了しました。「とても良い経験になりました。この経験を生かしてさらに成長したいです」と語る川西さんの姿は、大会終了後も多くの人に感銘を与えました。世界のトップジュニア選手たちと競い合い、貴重な経験を積むことができた川西さんの、今後のさらなる成長と活躍に期待が高まります。※学年は大会出場時の学年です。1月11日~19日に行われた「令和6年度 神奈川県高等学校バスケットボール新人大会」において、本校の男子バスケットボール部が優勝という輝かしい成績を残しました。新人大会優勝は、2011年度以来、13年ぶり22回目となります。同大会の結果により2月1日・2日に栃木県宇都宮市で行われた「第35回関東高等学校バスケットボール新人大会」への出場権も獲得。初戦で惜しくも土浦日本大学高等学校に敗れましたが、次につながる貴重な経験になりました。

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