SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY08 [ 教員紹介 ]新たに本学の教員として着任された先生を紹介します。するインターネット上のサイバー攻撃を監視し、迅速に対策を講じる重要なサービスです。多くの若手セキュリティ技術者が活躍していましたが、日本全体では依然として技術者が不足していると言われています。そのため、より多くのセキュリティ技術者やインターネット技術に関心を持つ人材を育成したいという思いから、本学に参りました。近年大きく進展したセキュリティやインターネット技術について、皆さんとともに研究を深めていけることを楽しみにしています。これまで、大規模システムの換装や維持、小規模システムの開発にかかわるとともに、データの可視化に取り組んできました。この間の失敗や成功体験を、学生の皆さんに伝え、将来の参考にしてもらえたらいいなと思っています。専門分野は気象で、特に雷雲と雷雲上空で起こる放電現象について、必要に応じて観測装置を作るとともに気象や電気に関する膨大なデータを使って研究をしてきました。身の回りの自然を題材として、その不思議と脅威を解き明かすための研究や防災・減災につながるような、分かりやすい情報の可視化の研究等に学生の皆さんと取り組み、ともに成長していきたいと思っています。可視化技術など)の研究、開発に携わってきました。医療・医学の分野では1mmの誤差が命を左右する(病変の位置や大きさが1mm違っただけで、治療戦略や治療効果に大きく影響する)ことがあるので、プログラミング等によるシステム開発では、徹底的なデバッグ作業と精度検証が必要になります。学生たちには医療分野への応用研究・開発や教育を通じて、慎重さや丁寧さ、粘り強さなどの大切さを感じてもらい、また工学・情報科学分野における違う視点や楽しさを伝えていければと思っています。これまで、企業の研究開発センターでマルチメディアおよびデータ処理技術の研究開発に長年従事し、特にビッグデータ時代の到来に伴いデータ分析技術の重要性が高まる中、データ処理基盤の構築や多種多様なデータへの高度な分析手法、インタフェース技術の研究開発に取り組んできました。現在の主な研究テーマは生成AIで、アルゴリズムの開発からシステム構築に至るまで幅広い視点から研究を進めています。今後は、これまでに培った経験と知見を最大限に生かし、皆さまと最先端の研究を推進するとともに、次世代の人材育成を含む教育活動にも一層尽力していく所存です。Webシステムの仕事で独立し、さまざまな企業のWebシステムの構築をしてきました。また、大学では非常勤講師として授業をしてきました。仕事の経験を生かしてWebデザインやコンテンツ制作、プロジェクションマッピングの授業などを担当させていただきます。人生の半分以上を過ごしてきたこの大学で、学生の皆さんが楽しくやりたいことを追い求められる場所を一緒に作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。私の研究分野は、環境負荷軽減材料やエネルギー変換材料などの機能性セラミックスの開発と高機能化です。本学着任前は、大学と企業が共同で設立した寄付講座の研究教員を承り、EVで注目を集めているリチウムイオン電池の中のリチウムのリサイクル技術の高効率化を目指す研究に従事しておりました。そのほか、次世代電池(フッ化物イオン電池や燃料電池)の材料開発なども実施していく予定です。これまでの経験を生かし、学術的な価値と事業としての価値、両方の面の大切さを学生へ伝えていきながら、より良い教育や研究活動ができるよう精進していこうと考えております。前職では、お客様向けセキュリティオペレーションセンター(SOC)の統括業務に従事していました。SOCは、日々進化コンピュータビジョンやグラフィックスを応用した医療分野における生体計測システム(さまざまな臓器の形態、機能計測や湘南工科大学に2002年に学部生として入学し23年後の今年、新しい形でお世話になることになりました。卒業後に情報学部 情報学科 情報工学専攻 教授 小林 淳史情報学部 情報学科 情報工学専攻 教授 鈴木 智幸情報学部 情報学科 情報メディア専攻 教授 山﨑 隆治情報学部 情報学科 情報メディア専攻 教授 李 新肖情報学部 情報学科 情報メディア専攻 特任講師 田原 雅浩工学部 人間環境学科 教授 丹羽 栄貴
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