湘南から未来へ
湘南工科大学スペシャルサイト


電気電子工学で“日常”を守りたい
湘南工科大学附属高等学校・
技術コース 出身
内定先:相模鉄道株式会社
電気電子工学は
需要の幅が広い!
附属高校の技術コース出身です。大学のすべての学科の授業を体験できる「工科大学講座(現 情報・工学探究)」で、電池を使わずにおもちゃの鉄道を走らせる岩渕先生の授業が面白かったのと、エネルギー、エレクトロニクス、通信、コンピュータ工学など、強電から弱電まで電気電子工学は分野がとても幅広く、さまざまな業界で需要のある、守備範囲の広い学問だと思い電気電子工学科に進学しました。電気関係の仕事をしている父の勧めもありました。
小中高生時代は、サッカー、マーチングバンド、草野球など、体を動かすことをよくしていました。大学に入ってからは外で運動する機会が減ったのですが、社会人基礎科目の「スポーツ発展」で、自分たちでスポーツを授業として運営するという、ちょっと新鮮な体育の授業があり面白かったです。ゴルフ部に入っていて、電気電子工学科棟の前の中庭に練習用のネットが6台設置されているので、すぐ練習に行けるんです。あと、広島カープの大ファンで、何度もマツダスタジアムまで観戦に行っています。推しの選手もいるんですよ。実験室の自席の引き出しには、愛用のグローブがいつも入っています。


グループワークで成長
学会発表にも挑戦
学科の授業では、グループで電気回路の実験を行う「電気基礎実験2」が面白かったです。普段話したことのない人たちと組んで実験をし、結果をまとめていくのですが、学科を横断してグループワークをする「共通基盤ワークショップ」よりも、私は学科内の方が、いろいろな世界観を持っている人たちと出会うことができて新鮮な驚きがありました。内面的にも技術的にも成長することができたと思います。
卒業研究は、無線電力伝送について、松永研究室で取り組んでいます。コイルを使用して磁界を発生させ、磁界の中でセンサーなどをしっかり動かせるか検証する、といった研究内容です。答えのない新しい分野で、少しずつ結果を得られたときには達成感を覚えます。
先日は、初めて電子情報通信学会での発表を経験しました。国立大学の先生方をはじめ、自分よりも専門知識のある人たちに向けて研究発表をするのは本当に大変で、地元の成人式で実行委員として何万人もの前で話したときよりも遥かに緊張しました。


就職課のサポートを受け
愛着のある鉄道会社に内定
就職活動は、2年次から自治体や企業のインターンシップに参加するなどして始めました。ところが段々、自分だけではどうにもならない! と感じるように。そこで、大学の就職課に行って、応募書類の添削をしてもらったり、面接の練習をしてもらったり、親身なサポートを受けたりする内に企業へのアプローチ力が向上していきました。
就職先は、普段から利用してきた、愛着のある鉄道会社に決めました。公務員や通信系企業への就職も視野に入れて「弱電」の分野を中心に3年次から学修していましたが、最終的に選んだのは「強電」が主な会社。その中でも弱電の知識が生かせる、信号や駅の設備、踏切などの管理業務に携わる予定です。今まで自分や家族が利用してきた鉄道の現場で、今後は経験を積みながら、必要な資格取得も目指し、毎日お客様が当たり前に電車に乗れる環境を守る仕事をしていきたいと考えています。

