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工学部 × 情報学部 今、学びがクロスする。X-Tech CROSS TALK INTERVIEW
クロストーク イメージ
既存の知識を掛け合わせ、
新しい価値を生み出す学び。
人と対話し、
地域と連携して紡ぎ出す共創の学び。
未知数の自分=Xを成長させる学び。
進化する湘南工科大学のクロステックを、
教員によるクロストークで描き出します。

Talk Member

森井教授
森井 亨教授
副学長/工学部長

専門・研究分野:複合材料学、高分子材料学
趣味:テニス、スポーツ観戦

※取材時

野中教授
野中 誉子教授
工学部検討 WG 主査

専門・研究分野:複合材料工学、感性工学
趣味:ドライブ、ロッククライミング

牧教授
牧 紀子教授
情報学部 情報学科長

専門・研究分野:教育工学、経営工学
趣味:ゴルフ、キャンプ、読書

二宮教授
二宮 洋教授
情報学部長

専門・研究分野:人工知能、ディープラーニング(深層学習)、最適化法
趣味:熱帯魚(珊瑚礁を作っている)

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Interview 1横断、共創する学びへ進化

工学部は、工学科のもとで4専攻を展開する体制に進化します。新・工学部が目指す姿を教えてください。

森井教授

森井教授

現在のモノづくりは複数の技術が絡み合って成り立っています。特定の分野の知識だけでは通用せず、幅広い知識や多様なスキルが求められます。工学部が従来の4学科体制から1学科4専攻体制へと移行するのは、こうした時代のニーズに対応し、学生がより自由に、横断的に工学を学べる環境をつくることが主な目的です。

4つの専攻の内、共創工学専攻では、機械・電気・デザインを軸とする他専攻の科目を横断して学び、それらを応用に結びつける力を養います。キャンパス内で閉じた学びでは面白くありませんから、1年次から積極的に学外に出て、自治体や企業と連携した実践的な学びにも挑戦します。

野中教授

野中教授

従来の4学科体制では、他学科の科目の履修は限定的でした。1学科4専攻体制となることで、他専攻の科目を履修することが容易になります。専門化、細分化された学科の枠に縛られることなく、「ロボットをつくりたい」「プロダクトデザインに興味がある」といった一人ひとりの目標や関心を起点に、必要な技術や知識を主体的に選び学べることは、学生にとって大きな魅力です。

また、これからは“人”を知り、社会に貢献できる、人と社会に寄り添うエンジニアが求められます。全専攻を対象に「工学と社会」「人間と科学」という科目群を設けていることも、新カリキュラムの特徴です。

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Interview 2多様なクロスが生まれる居場所

多様な知識の組み合わせ、学外との接点など、さまざまな“クロス”が発生しそうですね。
情報学部は今回の改組で社会情報学専攻が新たに加わり、1学科4専攻体制となります。

二宮教授

二宮教授

情報学部は2023年の開設時から1学科3専攻体制を敷き、主に理工系のエンジニア志向の学生を受け入れてきました。しかし今は文系・理系の境界線は曖昧になり、社会に出ればどんな職業でもAIやICTと無縁ではいられない時代です。文系的な感性や関心にも応えられる、第4の専攻として新たに設置するのが社会情報学専攻です。

本学が立地する湘南は、全国的な知名度とブランド力を持つ地域です。社会情報学専攻では、この湘南という地域、そして湘南の観光資源に焦点を当て、情報技術と結びつけて新しい価値を生み出していくことを目指します。

牧教授

牧教授

情報学部では、1年次にプログラミングとAI・データサイエンスのリテラシー教育を全員必修で学び、そのうえで専攻の学びを築き上げていく、という学びの流れを設計しています。

クロステックを生み出す仕組みとしては、まず1年次にICTの多様な分野を体験する実習を実施し、学生の視野を大きく広げます。そこで得た気づきをもとに、2年次以降は専攻・学年を越えて「やりたいこと」が同じ学生が集まる場を設け、課題解決実習に取り組みます。企業と協働して、実際に必要とされているモノ・コトを生み出すことで、学生の視野は実社会へも広がります。

二宮教授

二宮教授

情報学部としては、“学科はひとつ”という良さを生かし、さまざまな学生が集まり、学び合いながら成長する環境を用意したいという思いがあります。普段の教室とも、卒業研究の場とも異なる“居場所”は、多様なクロスが生まれる場所でもあります。

Interview 3交流する人、交差する知識

学びの枠組みがより自由に、柔軟になる一方で、学生一人ひとりに向き合い丁寧にサポートする体制は、湘南工科大学の変わらない魅力です。

野中教授

野中教授

履修科目を自分で選ぶというのは、高校までの学びとは全く違いますから、工学部では、カリキュラムツリーを作成する授業を設けて新入生をサポートします。

基本的なモノづくり技術においても、やったことがない作業、使ったことがない道具にはなかなか手が出ませんから、工学基礎や数理・情報などの導入的な実習を1年次に用意しています。こうしたきめ細かな対応ができるのは、長年CC(コミュニケーションサークル)制度を通じて教員が学生サポートを担ってきた風土があるからだと思います。

森井教授

森井教授

人と人、知識と知識のクロスが生まれやすい環境、そして学生が安心して大学の学びに入っていける環境が用意できるのは、本学のようにコンパクトで学生と教員の距離が近い大学だからこそできることです。

牧教授

牧教授

情報学部では、1年次にプログラミングとAI・データサイエンスのリテラシー教育を全員必修で学び、そのうえで専攻の学びを築き上げていく、という学びの流れを設計しています。

情報学部も工学部も、それぞれ自治体や企業と連携して実践的な学びを展開しています。今後は情報とモノづくりを掛け合わせた、より立体的なプロジェクトが生まれることを期待しています。

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Interview 4“工学×情報”“大学×地域”の可能性

情報学部、工学部と各学部のなかでのクロスに加え、
大学全体としての連携や融合も活発になりそうですね。

野中教授

野中教授

工学部の学生にとってのメリットは、情報リテラシーやプログラミングなど、現代のエンジニアに欠かせない情報関連の知識を、情報学部の先生方から提供してもらえることですね。

二宮教授

二宮教授

今後は工学部の授業を情報学部の学生が受講する、といったケースも出てくるかもしれませんね。学部の垣根を越えた学生の交流、教員の交流をベースに、学部横断で卒業研究に取り組むようなことも歓迎したいです。

牧教授

牧教授

「情報技術は得意だけれど、モノづくりは分からない」「工学的な知識はあるけれど、ICTは弱い」という互いの強みや弱みを補い合えると、より立体的なプロジェクトができるのではないでしょうか。ものづくりと情報の両輪で、本学らしい地域貢献をしていければとも思います。

湘南という土地柄も含め、地域とつながって学ぶということも、
湘南工科大学が目指すクロステックの一つの姿だと感じます。

森井教授

森井教授

地域を支える人材を送り出すのも大学の使命です。現状の就職活動のスタイルでは、中小企業は学生の視界に入りにくいようですが、地域連携の学びを通じて企業と学生が交流し、互いを理解する関係性を育んでいきたいですね。

牧教授

牧教授

情報学部の学生は、就職といえばICT系企業というイメージを持っていますが、今はモノづくりを革新したり、観光DXを進めたりと、どんな産業でもデジタル人材が求められています。地域で学生を成長させてもらいながら、その延長線上で地域に貢献できれば理想的ですね。

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Interview 5クロステックは成長の原動力

今回の改組では、学生が幅広い学びのなかで自分のやりたいことを見つけ、
多様なクロステックでそれを追求していく体制が強化されました。
改めて、湘南工科大学で学ぶ魅力を、高校生へのメッセージとして教えてください。

森井教授

森井教授

高校生の時点で、「自分はこれだ」という明確な目標を持つ人はそう多くないかもしれません。それでいいんです。本学は「やりたいことを、できることに。」というタグラインを掲げていますが、入学後に「やりたいこと」を見つけることからスタートできる環境です。そして、やりたいことや目標は途中で変わってもいいんです。

二宮教授

二宮教授

「やりたいことを、できることに。」に教職員が本気で取り組んでいる大学ですよ、ということは声を大にして言いたいですね。学生にはこの環境で、のびのびとやりたいことに取り組んでほしい。成功すれば今後につながる自信になり、失敗したとしても貴重な経験になります。隣で挑戦する仲間の存在も刺激になるでしょう。挑戦と失敗は学生の特権です。一緒に、思い切りやってみましょう。

牧教授

牧教授

湘南工科大学のクロステックのXは、“未知数の自分”でもありますが、その通り、情報技術でできることは、皆さんの想像をはるかに超えて広がっています。その中で自分が「楽しい!」と思えることを発見できれば、学びがより主体的なものに変わります。実際、そうやって成長していく学生を何人も見てきました。

野中教授

野中教授

やりたいことは漠然としていてもいい、まだ言語化できていなくてもいいんです。「チャレンジしたい」「知りたい」「変えていきたい」「成長したい」というポジティブな希望や期待を携えて、本学に入学してもらえると嬉しいですね。