
総務・採用
技術で人をつなぐ。
エンジニア経験が生きる総務の仕事
現在は、いすゞシステムサービス株式会社の管理本部
管理部に所属し、総務チームで働いています。仕事の中心は採用業務で、学生の皆さんとのコミュニケーションや選考準備、社内調整などを担っています。加えて、株主総会の準備、社内イベントの司会進行、防災に関する取りまとめなど、幅広い業務に携わっています。「社内の何でも屋」と言われることもあるほど、決まった枠にとらわれず、状況に応じて必要なことに柔軟に対応していく仕事だと感じています。
総務チームの立場は、社内の“窓口”としての役割も大きいです。管理部の中には人事や経理のチームがありますが、そこへの問い合わせを一次受けするのも総務チームです。社内の方が困った時に最初に声をかける場所であり、社外に対しては会社の顔にもなる。だからこそ、相手が社内か社外か、どんな背景や温度感で話しているのかを意識して、伝え方や対応の仕方を切り替えるようにしています。
もともとは新卒でエンジニアとして入社し、いすゞ自動車の設計部門のお客さま向けに、トラックやバスの設計を支えるシステムの開発に携わっていました。お客様が近い環境のため「頼んでよかった」と直接言っていただけた経験も大きなやりがいの一つでした。一方で、業務知識を深く理解し、それをシステム化する難しさもありました。そうした現場経験があるからこそ、今は採用の場で、働く側のリアルな視点も交えながら学生の皆さんと話せていると思います。
湘南工科大学のコンピュータ応用学科で幅広い分野に触れながら基礎を固められたことは、今でも大きな財産になっています。プログラミングはJava、C言語、C++、HTMLなど複数言語を学び、ITパスポートに向けた基礎学習にも取り組みました。入社後に扱った言語は大学で学んでいない言語でしたが、「言語が異なっても考え方は共通している」ということを実感できたのは、基礎が身についていたからだと思います。「知らない言語だから無理」と構えずに挑戦できたことは、社会人になってからの大きな支えになりました。
また、印象深いのは当時あったプロジェクト型の授業です。先生ごとに異なる学びのテーマを自分で選択し、複数人でチームを組んでプロジェクトを進める授業です。私はLED基盤と組み込み系プログラムの作成を行いました。チームで役割分担をしながら進め、相談し、時には意見がぶつかる。そうした経験が、仕事で必要な「周囲を巻き込みながら進める力」に直結していると感じます。さらに、大学には日本人だけでなく外国人の先生もいらっしゃり、年齢層も学生のタイプもさまざまでした。多様な人たちと関わる中で、「相手に合わせた話し方」や「距離感の取り方」を自然に学べたことが、現在の総務チームでの仕事にも生きています。社内外で関わる相手は本当に幅広いので、状況に応じてコミュニケーションを組み立てる力は欠かせません。
もともと文系出身の私は、数学が得意ではありませんでしたので、ICTを学べる大学の中でも数学が必修ではない環境を探し、湘南工科大学を選びました。希望者が参加できるサポートクラスも用意されているので、安心して学び続けられたことは湘南工科大学を選んでよかった点の1つです。
「PCが好き」「ICT技術を学んでみたい」という気持ちを起点にして、学びを積み重ねられる場所だったと思います。
これからの目標は、まずは「リーダー」と名乗れるレベルに到達することです。現在は上司のもとでリーダー育成を受けており、自分の業務をこなすだけでなく、メンバー全員の状況を把握し、それぞれの目標や課題に合わせて仕事を任せ、チームとして成果を出す動き方を身につけていきたいと考えています。
総務チームの仕事は、エンジニアのように納期に向けて忙しさが一気に集中するというより、「来た球を打つ」ような突発的な対応が多く発生します。特に、2〜4月は採用活動に加えて、新入社員の受け入れ準備やフォローも重なり、気づいたら1日が終わっているような慌ただしい毎日が続きます。そのため、丁寧に対応する正確さと、素早く優先順位を決めて判断し、前に進める決断力が必要になります。
私の上司は、社内で唯一の女性管理職であり、「肝っ玉母さん」のような存在だと感じています。頼りがいがあって決断が早く、周囲を迷わせない。私もいずれ、そういうリーダーになりたいと思うようになりました。また、自分らしさとして大切にしたいのは、相手に寄り添いながら並走し、必要な支援をきめ細かく届けられる伴走力です。
周囲の不安やつまずきを早期に察知し、適切にフォローする面倒見のよさを強みとするリーダーを目指しています。