数学を軸に、
学び続ける力を育てる
Question 1 なぜ湘南工科大学を選んだのですか?
数学と技術、両方の教員免許を取得できる点に魅力を感じ、湘南工科大学を志望しました。高校では理科は化学選択で、物理にはほとんど触れてきませんでしたが、大学では物理を基礎からしっかり学びたいと考え、機械工学科を選びました。もともとは栄養士を目指していて、その進路に必要な科目として化学を選択していましたが、進路を考える中で「本当にやりたいことは何だろう」と立ち止まるようになりました。妹や友人に勉強を教える機会が増えるにつれ、人に伝えることや理解を助けることにやりがいを感じるようになり、教員という進路を意識するようになりました。
一方で、教育学部に進むと進路の選択肢が限られてしまうことへの不安もありました。もし途中で気持ちが変わったとしても、学んだことを別の形で生かせる道を残しておきたいと考え、工学部という選択をしました。工学部であれば、教員を目指しながらも、モノづくりや技術の知識を身につけることができ、将来の可能性を広げられると感じたからです。工学と教育の両方を学べる環境で、自分の関心を深めていける点が、湘南工科大学を選んだ大きな理由です。
Question 2
現在、どのような学びに
取り組んでいますか?
機械工学科の授業では、実際に起きた事故や現場での事例を交えた説明が多く、「なぜこの知識が必要なのか」を実感しながら学ぶことができます。公式をただ覚えるのではなく、背景や理由を知ることで、理解が深まる授業が多いと感じています。また、1年次の初めに基礎・標準・発展とレベル別のクラス分けが行われ、自分に合ったペースで学べたことも印象的でした。難しすぎてついていけない、あるいは簡単すぎて物足りないと感じることが少なく、安心して学修に取り組むことができました。
特に印象に残っているのは「工業数学・力学」や「材料力学」の授業です。学び始めの頃は理解が追いつかず、成績にも焦りを感じていましたが、予習で疑問点を洗い出し、授業後に先生へ質問することを重ねることで、少しずつ理解を積み上げていきました。材料力学では、普段は意識しない力のかかり方や現象を数値や図で説明できるようになり、「何となく危ない」ではなく、「なぜ危ないのか」を説明できる面白さを感じました。学びを通して、知識が確かな自分の力になっていく実感を得られています。
Question 3
将来、どのような道を
目指していますか?
将来は数学の教員として、生徒に学ぶことの意味や楽しさを伝えられる存在になりたいと考えています。大学生活を通して実感したのは、好きな分野を深めていくほど、これまで避けてきた分野とも向き合う必要が出てくるということでした。機械工学を学ぶ中で、物理や情報など、得意ではなかった分野にも取り組む必要がありましたが、それらを乗り越えることで、理解の幅が広がったと感じています。
現在は卒業研究として、授業の「導入」に焦点を当てた授業づくりに取り組んでいます。授業の最初にどのような投げかけをすれば、生徒が興味を持ち、主体的に参加できるのかをテーマに研究を進めています。数学が実際の社会や技術の中でどのように使われているのかを示すことで、学ぶ意味を感じてもらえる導入を目指しています。大学で工学を学び、数学の「先の世界」を知ったからこそ、それを生徒の学びにつなげられる教師になりたいと考えています。
とある1週間の
大学生活を教えて!
ミライの湘南工科大生へ
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