社会を支える技術の裏側に、エンジニアの仕事がある

工学部 工学科 電気電子情報工学専攻(電気電子工学科) 3年
須﨑 惟仁さん
神奈川県立横浜修悠館高等学校 出身
在校生 インタビュー

Question 1 なぜ湘南工科大学を選んだのですか?

大学進学を考えるようになった大きなきっかけは、コロナ禍で世の中の様子が一変したことでした。インターネットやテレビでは、働き方が変わったというニュースが多く流れ、テレワークやオンライン会議が当たり前の光景になっていきました。その様子を見ながら「これが成り立っているのは、エンジニアの支えがあってこそだ」と強く感じるようになりました。
通信が安定して速く使えること、デバイスにカメラやセンサーが搭載されていること、離れた場所にいても仕事ができる環境が整っていること。そうした一つひとつの当たり前の裏側には、必ず技術をつくった人がいます。世の中の多くの仕事や生活を、目立たないところで支えているのがエンジニアなのだと実感しました。
理工系に進むなら、そうした社会の基盤を支える分野を学びたいと考え、電気分野に興味を持ちました。小学生の頃、Arduinoを使ってLEDを光らせたり、簡単な電子工作をした経験があり、モノが動く仕組みに触れる楽しさを覚えていたことも、この分野を選ぶ後押しになりました。また、ソフトウェアだけではなく、ハードウェアの理解も欠かせないと感じていたことも理由の一つです。どれだけ優れたソフトウェアでも、土台となるハードウェアの性能がなければ本来の力を発揮できません。両方を学べる環境で、自分の視野を広げたいと考え、湘南工科大学への進学を決めました。

在校生 インタビュー

Question 2 現在、どのような学びに
取り組んでいますか?

現在は、大学での研究活動と並行して、インターステラテクノロジズでのプロジェクトにも研究室から参加しています。きっかけは、3年次前期に履習していた通信工学の授業でした。授業後に先生から声をかけていただき、衛星の試験・開発に携わることになりました。学生数名でチームを組み、東京支社で活動しています。
関わっているのは、小型衛星を複数打ち上げ、衛星同士が通信を行う仕組みです。複数機が一定距離を保ちながら通信する点に特徴があります。教科書で学んだ内容が実際の開発現場でどう使われているのかを体感できる貴重な経験になっています。

研究室では、深層学習を用いた義手の研究にも取り組んでいます。加速度センサーを使って頭の動きを取得し、そのデータから使用者の意図を判別して電動ハンドを動かす仕組みです。
大学で学んだプログラミングや回路設計の知識が、そのまま研究に結びつく場面も増え、学びと実践がつながっている感覚があります。学内では研究室や図書館で過ごす時間が多く、落ち着いた環境の中で、自分のペースで学びを深めています。

在校生 インタビュー

Question 3 将来、どのような道を
目指していますか?

研究を進める中で、次第に意識するようになったのが「この技術は誰のためのものなのか」という視点です。義手や福祉機器の研究では、病院やご自宅を訪問し、実際に使う方と、実験を行ったことがあります。外出が難しい方もいる中で、研究室の中だけでは分からない現実を知る機会になりました。
その経験を通して、エンジニアの視点だけで技術を考えるのではなく、使う人の気持ちや生活に寄り添うことが重要だと強く感じました。性能や理論が正しくても、それが現場で使われなければ意味がありません。

将来は、社会や人を支える技術に関わり続けたいと考えています。誰かの仕事や生活が円滑に進むことに貢献できるエンジニアでありたいです。大学生活を通して、主体的に動く力が身につき、自分で考えて行動する姿勢が自然と育ってきました。
専門分野を深めながらも、現場の声に耳を傾け、必要とされる技術を形にできるエンジニアを目指して、これからも学びを続けていきたいです。

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在校生 インタビュー

最初から「これをやりたい」とはっきり決まっていなくても、大学での学びを通して少しずつ方向性は見えてくると思います。私自身も、学びや研究を重ねる中で、自分の興味や役割を見つけてきました。湘南工科大学には、学んだ知識が研究や社会とつながる実感を得られる環境があります。得意なことだけでなく、必要なことに向き合う姿勢があれば、その経験は必ず自分の力になります。焦らず、自分のペースで学びを積み重ねてください。

※学年・内容は取材時