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人間環境学科 森井 亨 教授


優れた性能を発揮する材料を設計・開発しよう

「FRPの簡便な成形法と物性評価」をテーマに、 スポーツ用具や自動車等の軽量化材料としての研究を進めています。


木からカーボンへ 素材の変化がラケットを変えました

森井研究室は、複合材料の研究に取り組んでいます。
身近なところでは、テニスラケットやゴルフクラブなどに用いられている繊維強化プラスチック(FRP)も複合材料の一つです。

この材料の面白いところは、目的に応じて性質を設計できる点です。例えば、材料が鉄であれば、硬さや強度(しなり具合)など、その性質はおのずと決まってしまいます。

一方FRPの場合、硬さ、強度を自在に設計することが可能です。
成形技術も向上しており、従来よりも複雑な形状にも対応可能となっています。
これまで人間の勘に頼ってきた要素の強い材料系のモノづくりですが、緻密な設計技術によって、データをもとに高精度で効率よく実現される
ようになってきました。

FRP を自分で手作りして、成形技術を学びます

人間環境学科には、「運動生理学」「医療科学」「医用工学」など人体の研究に取り組む研究者も所属しています。
こうした学問分野との連携によって人間の身体的特徴を数値化し、ユーザーに最適なモノづくりが実現できる環境も視野に入れて研究を進めています。

今後は、本学も参加している「鳥人間コンテスト」で使用する機体のパーツ提供などについて、協力していくことも検討しています。

まずは、身の周りのモノについて、「どんな素材でできているのだろう?」「どんな特性があるのだろう?」という疑問をもってみましょう。
そこがすべての出発点です。
学修の積み重ねにより、素材の良さを生かしたモノづくりが実現できるのです。

FRPの引張試験:どのくらいの強さがあるのか計測します

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