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2015 TRON Symposiumに出展しました


情報工学科の大谷研究室と人間環境学科の野中研究室が、TRON Symposiumで、研究成果を発表しました。
ユビキタス・コンピューティングの最先端技術を展示紹介する「2015 TRON Symposium」が、12月9日~11日、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催されました。会期中は、政府関係者を含めて約9000人が来場。約30の企業と政府・自治体、海外7団体、大学5校が参加し、本学からは、情報工学科・大谷真研究室と人間環境学科・野中誉子研究室が出展しました。

近年、モノに通信機能を持たせてインターネットにつなげる「IoT(Internet of Things)」の実現化が進み、注目されています。大学院電気情報工学専攻博士後期課程2年の中尾司ピエールさんは、「IoTプロセスマイグレーション」を紹介しました。多数のIoT機器が動作している環境で、特定の機器に処理が集中した際に、処理性能の高いPCにIoT機器内のプロセスをOSごとマイグレーションさせる方式の研究です。

また、同博士前期課程2年の徳増匠さんと情報工学科4年の立花優貴さんは、「無人農産物販売システム(UAPS:Unmanned Agricultural Product Sales system)」を紹介しました。UAPSは新規開発した組み込みシステムで、無人の農作物販売所に設置する販売所システム、クラウド上のサーバシステム、スマートフォン上のモバイルシステムで構成。釣銭支払いやレシート発行、後払い、売上・帳簿管理までができます。

販売所システムは、操作パネル、硬貨・紙幣の入出力装置、領収書の印刷用プリンター、後払い読み取り用カメラなどから構成され、自販機のように操作できます。筐体は、本学の技術員だった宮田喜美さんが製作してくださいました。

また、人間環境学科・野中誉子研究室は、「複数センサを用いた運動時の姿勢・挙動検出システム」を紹介。野中研究室は、先端機能性材料を活用したスポーツ用品や福祉用具の研究をしており、運動時の姿勢や挙動を推定するシステムを発表しました。
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