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2018年度 第2回講演&ワークショップを開催しました


 2018年8月4日(土曜日)、教職センターでは昨年度に引き続き、本学卒業生による基調講演とワークショップが実施されました。 同センターは、本学における教職課程が、卒業生・学外の教育機関などと連携交流を深めることで、より発展していくことを目指して2017年4月に発足したもので、当日は学生55人、OB・OG19人、教職員18人が参加しました。

 一同が集まる中、第一部は本学卒業生で、鎌倉市教育委員会・教育長の安良岡靖史先生が、「今、教員に求められている力」と題して基調講演を行い、神奈川県が目指すインクルーシブ教育についての考えなど、実例を挙げられながら述べられました。聴講した学生からは「教員にはコミュニケーション力が大事ということを改めて理解した」「教育という同じ方向でありながら違った立場の人たちが一堂に会して話し合えたのが貴重な経験になった」などの感想が寄せられました。 OB・OG からも「改めて現場の問題点を整理し、深めることができ、新たな発見もありました」「現在の教育の流れについて、確認することができました」「教育長クラスの方による講話は大変貴重である、今後も行って欲しい」など貴重な意見や感想が寄せられました。

 第二部のワークショップでは、参加者全員が7~8人のグループに分かれて、今回のテーマである「今、教員に求められている力」を中心に、非常に活気のあふれた雰囲気において、グループディスカッションが進められました。OB・OGの方々がファシリテーター役となり、現役教員と学生との意見のやり取りがおこなわれました。学生らは、教員採用試験の現状や、教員として必要な資質や、教科特有の苦労や面白さなど、大先輩である現役教員らへ熱心に質問がなされました。

 その後、懇親会が行われ、参加したOB・OGの一人ひとりから、近況の報告と学生への有益な情報などが伝えられ、また、世代の違う卒業生としての縦のつながりを構築すべく、終始会話の絶えない時間が過ぎていました。
 
今回参加したOB・OGの方々は、前回に引続きという例は少なく、今回初めて参加できたという例が多数でありました。今回のワークショップも、卒業生と在学生が自分の歩む道を考える時間を持つことができ、大変有意義な時間を共有することができました。教職センターでは、来年以降もOB・OGの方々と在学生が「学びあう機会」を継続的に企画し、提供する予定です。

教職センター主催の「第2回 講演&ワークショップ」を終えて                    
教職センター長/教務部長 佐藤 博之 
 この度は、昨年度から企画・実行されたワークショップに続く第2回目を企画して、昨年度より多くのOB・OGの方々にご参加頂けたことに喜びと、関係各位には深い感謝を申し上げます。

 ワークショップの第一部では、ご講演いただきました鎌倉市教育委員会・教育長の安良岡靖史先生をはじめ、多くのOB・OGの方々、教職を目指す学生、関係教職員が一堂に会して、このようなワークショップを実施できたことは、何よりOB・OGの皆様のご支援があってのことと考えております。改めまして、深く御礼申し上げます。

 当日は限られた時間内での進行ということで、ご参加賜りました皆様には多少の消化不良(“もっとやりたかった・時間が短かった”というご意見を多数頂いております)もあったことと存じますが、ワークショップ後の懇親会も含めて、「教職」というキーワードで、世代を超えて有意義な時間を共有できましたことは、教職を目指す学生にとっては一つのキッカケとして今後につながることを確信しております。今後は、OB・OGの皆様のご意見も多数ございました「本ワークショップの継続・発展」について、努力して参りたいと思います。また、大学としましても、これまで以上に様々な形で同窓生の方々と積極的に繋がる施策を講じて、新しい湘南工科大学ブランドを構築して参りたいと考えております。

 今後も変わらぬご支援を賜ることができれば、誠に幸甚に存じます。何卒、よろしくお願い申し上げます。

平成30年10月吉日

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