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ロボティクスコースの学生が国際宇宙会議のワシントン大会で発表しました


2019年10月21日〜25日、アメリカ・ワシントンで開催された国際宇宙会議「70th International Astronautical Congress(IAC)2019」において、機械工学科3年で、学科横断型学修プログラム・ロボティクスコースを履修する寺田百恵さんが口頭発表を行いました。主催は、国際宇宙連盟(IAF)、国際宇宙アカデミー(IAA)、国際宇宙法学会(IISL)。

同会議は、毎年秋季に開催され、宇宙開発計画および学術研究成果の発表の場として、世界の宇宙関係機関や企業、大学等の関係者が参加する世界最大規模の宇宙関連会議です。開催70回を迎える今年は「Space: The Power of Past the Promise of the Future」をテーマに、世界各国から約6,500人が参加。米航空宇宙局(NASA)が進めている有人月面着陸計画「アルテミス」の最新動向の発表をはじめ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)ブースでは月面居住施設やローバーなどの紹介が行われる中、幅広い分野のエンジニアが集まり、将来の宇宙開発に関する動向や研究成果などについて発表や議論が交わされました。

寺田さんは、“Space Elevator Critical Technology Verification and Validation Testing”セッションにおいて、先進ロボット研究センターの研究者で、同学科の井上文宏教授の研究室が進める研究テーマ「Experimental Study on Climber Mechanism Applying Cross Roller System for Small Manned Apace Elevator(交差式ローラを応用した小型有人宇宙エレベーターのクライマー機構に関する実験研究)」について発表を行いました。

寺田さんのコメントは以下の通りです。
学会で発表すること自体が初めてで、しかも国際会議で英語を使用して発表という初めてづくしの経験でした。英語を使用する大変さよりも、日本での準備段階で、なかなか思うような解析結果が出ず、連日実験をし続けたことの方に苦労しました。しかし、結果が出るまで実験を続けるなかで分かったことも多くあったため、充実した楽しい時間になりました。
口頭発表では、テザーの材質に関することなど英語での質疑応答にも対応し、とても貴重なよい経験となりました。今後は、大学院に進み、今までにない宇宙エレベーターの仕組みを開発できればと考えています。また、将来は機械系の研究開発の道へ進みたいと思っています。

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