2020年11月1日（日曜日）、綾瀬市の神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館で開催される「環濠公開」において、コンピュータ応用学科の長沢可也研究室と井上道哉研究室が協同制作したARアプリの新しいバージョンが一般公開されます。

同アプリの開発は、コンピュータ応用学科4年の飯田大樹さんが、同学科の「CG入門実習」「ゲームプログラミング」「ゲーム制作実習」そして「チームプロジェクトラーニング」などのカリキュラムで技術を習得することで成功させました。

本学は、2018年から綾瀬市と文化財活用事業に関する連携・協力協定を締結し、本学の有する情報技術・設備などを活用し、協働して事業の推進を図るとともに文化財愛護の精神の啓発に役立てられるよう活動しています。

今回は、最新のAR技術を駆使したスマホアプリにより、史跡内を歩き回りながら、CG復元された古代住居や古代人の様子を視覚的に楽しむことができるようになりました。当日は、約1800年前に作られた環濠の公開とともに、AR体験、神崎遺跡から出土した土器の圧痕を採取している様子が見られる動態展示が行われます。

最先端の技術によって、古代弥生時代を体験することができる機会ですので、ぜひご来場ください。

※ARアプリは、イベント終了後も神崎遺跡において利用が可能となっています。