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機械工学科の加藤教授が埼玉県のワイナリーにIoTで技術協力


機械工学科の加藤和弥教授が、地域特産ワインのブランド化を目指す埼玉県の「令和2年度地域ものつくりブランド力強化支援事業」にIoTの分野で技術協力を行っています。

ワイン製造には、醸造家の長年の経験による勘や、細かい醸造管理の技術が必要です。人の目で色、温度、糖度などを測りながら発酵槽で熟成させていきますが、埼玉県秩父市にある兎田ワイナリー(運営:秩父ファーマーズファクトリー)では、醸造段階におけるアルコール濃度と醪(もろみ)内温度など、さまざまなデータを「見える化」することで、若い世代へスムーズに醸造技術を継承していくことを目的に、IoT技術の導入を行っています。

加藤和弥教授は、株式会社名取製作所(埼玉県上尾市)、埼玉県産業技術総合センター北部研究所(SAITEC北部研究所・埼玉県熊谷市)とともに、兎田ワイナリーにおける女性醸造家プロデュースによる新しいワインの開発に、IoT技術導入アドバイザーとして参加。ワインの発酵槽に糖度センサー(Brix計)、温度計、Webカメラを設置し、主要成分のデジタル化とデータベース化を実現し、醸造家が担ってきた日々の分析作業の効率化を図ります。
同時に、高付加価値商品として安定的・継続的にワインを提供することにより、国内外に向けた秩父産ワインの販路拡大および秩父地域活性化に寄与することが期待されています。

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