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北見講師が日本学校メンタルヘルス学会優秀論文賞を受賞


2021年2月14日、総合文化教育センターの北見由奈講師が、日本学校メンタルヘルス学会による2020年優秀論文賞(編集委員長賞)を受賞しました。本賞は、同学会の学会誌「学校メンタルヘルス」に掲載された論文のうち、学術向上に貢献する優れた論文に対して授与されるものです。

受賞対象の論文は、スマートフォンの普及によりSNSなどソーシャルメディアの利用者が増加している現代において、ソーシャルメディアが利用者に及ぼす心理社会的影響について、「恩恵」と「負担」の側面から、テキストマイニングの手法を用いて分析した、大学生を対象としたアンケート調査研究です。


北見講師のコメント
本研究の結果、ソーシャルメディアの利用行動を規定する要因として人間関係における「つながり」が大きく関連することが明らかにされました。
若者が「つながり」を求める背景には、人間関係から疎外されることや傷つけられることへの恐怖感が存在しており、その結果、「つながり」から抜け出すことができずにソーシャルメディアの利用行動が促進されていると考えます。
また、ソーシャルメディアの利用に伴う負担を高く認知していても、過度に「つながり」を求める場合があります。
若者がネット上で「つながり」をもとめる背景には「孤独感」があり、SNSなどを通してフィードバックを受けると「つながった感じ」が得られ、孤独感が減少すると考えられています (Christakis & Fowler, 2009) 。
今後は、「つながり」をキーワードにしながら本研究を発展させ、ソーシャルメディアへの依存に対する予防的介入プログラムの開発に取り組みます。


■受賞論文
スマートフォンを媒体としたソーシャルメディアの利用に伴う恩恵と負担に関する研究―テキストマイニングによる探索的検討― 「学校メンタルヘルス」第22巻, 第2号, 162-170.

■教員情報
総合文化教育センター 北見由奈講師

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