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斎藤研究室がCanSat投下試験(ACTS2021)で総合優勝


2021年11月、情報工学科の斎藤卓也准教授の研究室が、あさぎりフードパーク(静岡県富士見市)で開催された「第2回あさぎりCanSat投下試験(ACTS2021)」に出場し、カムバック部門で1位を獲得し、総合順位においても優勝しました。

同大会は、例年アメリカ・ネバダ州で開催されている「ARLISS(A Rocket Launch for International Student Satellites)」の代替大会として行われたもので、完全自律制御惑星探査ローバ(CanSat)を気球から地上へ投下し、目標地点(ゴール)までどれだけ近づくことができるかを競い合います。

斎藤研究室は「Super NOVA」チームとして大会に参加。今大会の会場は従来のタイヤでは走行が難しいため、特別仕様のタイヤを3Dプリンターで製作して臨みました。同年11月に参加した「能代宇宙イベント2021」と同様に、Coral TPUによる高速Deep Learning処理によって、リアルタイムでゴールを認識させることに成功し、0mゴールを達成しました。

競技後、どのようにコンピュータが判断してゴールに辿り着いたかなど、動作ログの解析結果においても総合で1位を獲得し、カムバック部門と総合優勝の2冠に輝きました。

同大会の様子は以下の通りです。

[01.走行開始]
気球からパラシュートで落下後、自動でカバーを切り離して走行開始します。ここからゴールまでは約35m。一見、芝生のように見えますが、実際には雑草が生い茂った荒れ地で、通常のCanSatのタイヤでの走行は困難です。

[02.ゴールへ向けて走行]
今大会に合わせたスペシャルタイヤを用意していたので、ゴールへ向けて安定した走行ができます。すでに、この地点でゴールをDeep Learningで認識して走行しています。

Deep Learningによるゴールの認識

[03.0mゴール]
ゴール0mまで近づき、ゴールに乗り上げたことを検知して停止します。
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