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社会貢献活動実習生が辻堂地区総合防災訓練に参加しました


2022年11月27日、藤沢市立八松小学校グラウンドにおいて「第29回辻堂地区総合防災訓練」が開催され、辻堂青少年会館「チームレスキュー」プログラムの小学生らとともに、社会人基礎科目「社会貢献活動」で実習テーマ「辻堂の一員になろう!防災活動サポート」を履修している同プログラムの実習生を含む、本学の学生6人が参加しました。

実習テーマ「辻堂の一員になろう!防災活動サポート」は、辻堂まちづくり会議(辻堂地区郷土づくり推進会議)および辻堂地区防災協議会と協働し、辻堂青少年会館の子ども向けプログラム「チームレスキュー」の運営サポートを通して、湘南工科大学周辺で行われている地域の防災活動の取り組みを理解し、課題点や解決策について考察する地域連携活動です。
チームレスキューの子どもたちからは「いつも分からないことがあったときに助けてくれる」「どう工夫すればよいのか困ったときにヒントをくれる」「防災のことをやさしく教えてくれる」と実習生との活動に対してコメントがありました。

防災訓練当日は、グラウンドで濃煙体験訓練や高齢者疑似体験、ロープワーク、担架組立訓練、消火器操作訓練などが行われ、実習生は子どもたちを補助しながら各訓練を体験してまわり、チームレスキューが担当する家具転倒防止ワークショップでは運営サポートを行いました。そのほかの学生たちもさまざまな訓練を体験し、それぞれに気付きや学びを得ていました。

本防災訓練には、藤沢市、藤沢市南消防署および救助隊・救急隊、藤沢市消防団第10分団などが協力機関として参加したほか、開会式には和田章義副市長、内閣府で防災副大臣を務める衆議院議員星野つよし氏らが挨拶に立ち、参加市民数も500人を超えるなど、辻堂地区の防災意識の高さがうかがえました。

■参加した学生のコメント

災害時、避難所では子どもも大人たちと一緒に生活することになります。「防災」は、子どもであろうと同じことを求めてきます。実習では、子どもたちの柔軟さに驚くことや、考えさせられることが多く、とても勉強になります。知識で持っていたことも実際にやると違っていることがあり、頭だけではなく実際に見たりやったりして覚えるのがよいのだと感じています。
(機械工学科1年 片桐 来夢/2022年度社会貢献活動「辻堂の一員になろう!防災活動サポート」実習生)

災害は忘れた頃にやってくるので、食料や飲料、ロープやAEDなどのほかにも、「防災」に関わることは常に備えておく必要があります。「防災」がもっと身近になるように、訓練が日常に取り入れられるといいのかなと思っています。専門の情報工学分野ではスマート農業に興味があり、収穫の自動化の研究などで、将来、社会貢献ができればと考えています。
(情報工学科3年 菅井 蓮/2021年度社会貢献活動「辻堂の一員になろう!防災活動サポート」実習生)

「防災」について話を聞くことはありますが、「経験」して体で覚える機会は少ないので、今回の訓練に参加できてよかったです。今日の濃煙体験は本当に何も見えず怖くて、実際はこうなるのだと感じました。毛布1枚で担架の代用ができることやAED、消火器の使い方も学べました。学科では防災シミュレーションの研究をしていて、「社会貢献活動」の経験が生かせたらと思っています。
(情報工学科3年 勝谷 直人/2021年度社会貢献活動「辻堂の一員になろう!防災活動サポート」実習生)

車いすを利用する方は、段差がある場所では力も使うし、急に声を掛けられても動きにくいなど、災害の現場では不安が大きいと思います。今回のような訓練をいざという時に生かせればと思います。
(コンピュータ応用学科4年 土屋 功泰/2022年度社会貢献活動概論履修生)

高齢者疑似体験訓練では、体の自由が利きづらくなることを体験し、いざという時に逃げられないかもしれないと実感しました。災害時でも動けるように、体を鍛えておくことも大切かなと思いました。
(機械工学科1年 モハメッド アブドアルハマン/2022年度社会貢献活動概論履修生)

「総合デザインプロジェクト」の地域デザインをテーマにした授業で、津波から地域住民を守るための避難行動などについて学んでいます。今回の防災訓練は参加者が多く、海が近い地域だからなのか意識の高さを感じました。担架組立・搬送訓練では物干し竿が折れてしまい、実際には危険な方法や、知らなかったことも多くあり勉強になりました。
(総合デザイン学科3年 中島直人/総合デザインプロジェクト・地域デザイン履修生)


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