グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



  1. ホーム
  2.  >  ニュース
  3.  >  成田研究室が洋上での冬季雷を観測する電磁波観測装置を設置しました

成田研究室が洋上での冬季雷を観測する電磁波観測装置を設置しました


2022年11月20日、工学部 電気電子工学科の成田知巳教授の研究室と東京電力ホールディングス株式会社が共同で、日本海沿岸と洋上に発生する冬季雷を観測するために新たな電磁波観測装置を設置しました。

同社では、洋上風力発電をはじめとした再生可能エネルギーの主力電源化を推し進めており、日本海沿岸での再生可能エネルギーを確保していくために必要とされる、冬季雷観測を行っています。

その一環として、洋上風車に影響を及ぼす冬季雷の特性を把握するために、成田研究室と同社が共同で、雷の電磁波を観測して雷電流波形を推定する研究に取り組んでいます。
今回、設置した装置は低周波数帯の磁気センサーで、センサーを一定の間隔で地中に埋設させ、その中心付近の地上に記録装置を設置することで、周囲の電磁波を観測し、冬季雷の特性などを把握できるようになります。
設置には、電気電子工学科1年の江部 幸多さんも同行し、作業を手伝いました。

江部 幸多さんのコメント
自然現象である落雷から発生する電波を測定して、その波形をみるという貴重な機会になりました。鉄道からのノイズも影響を受けるので、地図上での場所の選定、現地でのノイズ測定および装置の設置までを一緒に作業し、これまでに経験のない計測ができました。

観測装置設置作業の様子

埋設された磁気センサー

大学構内での試験測定

資料請求
page top