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Unityゲームジャム in 湘南工科大学を開催しました


2023年8月31日・9月1日の2日間、「Unityゲームジャム in 湘南工科大学」が開催され、情報学部 情報学科の1年次生23人、および東京ゲームショウに出展する工学部 情報工学科とコンピュータ応用学科の2~3年次生23人、計46人が参加しました。学生たちは、初日にその場で組み分けされた約5人ずつのチームに分かれ、2日間という短期間でオリジナルゲームの制作に取り組みました。

Unityは、自動車や建築、ロボットなどの「ノンゲーム」と呼ばれるゲーム分野以外の産業界においても広く活用されているソフトウェアです。湘南工科大学では、以前より情報系学科の授業や研究などでゲームや2D・3Dコンテンツの制作にUnityを利用していましたが、2019年から「Unityアカデミックアライアンス(UAA)」認定校となり、産官学連携による文化財のCG復元や地域振興を目的としたアプリ開発などへも、ICT技術活用の場を積極的に広げています。今回のゲームジャムも、チームでの共同作業を通して、ゲーム分野にとどまらない幅広い分野に対応できるICT人材を育成することを目的としています。

なお、本イベントはタウンニュース社の取材を受け、9月8日、タウンニュース藤沢版に記事として掲載されました。


【優勝チーム/チーム6】
ゲーム名:sound Fire
概要:地面にあるパネルを踏むと音が流れて敵が出現。敵をシューティングで倒す3Dアクションゲーム。
〈学生コメント〉
・今回のゲームジャムは、2日間という短期間だったので本当に大変でした。
・普段の授業では半年で1作品というペースでゲームを制作しているので、プログラムや素材もイチから作成するのはキツかったです。本当についさっき完成したばかりなんです(笑)。
・上級生が主に進めてしまい、チームの1年生に、あまり作業を振ることができなかったのは反省点です。
・1年生なので、何から初めていいのか全然分かりませんでした。先輩たちが話している内容も理解できなかったので、次回はもっと頑張りたいです。

【準優勝チーム:チーム8】
ゲーム名:PLANET EATER
概要:宇宙を舞台に、襲ってくる敵をかわしながら倒す、縦スクロールシューティングゲーム。
〈学生コメント〉
・ゲーム制作期間として、2日間は短かったです。
・やりたいことのイメージが多すぎて、作業量とスケジュールの調整が難しかったです。
・初めてUnityに触れましたが、よい経験になりました。
・チームでゲーム制作をするのは初めてでした。とてもよい勉強になりました。
・自分の得意分野と苦手分野が改めて分かりました。

他チームの学生コメント

  • 2年前からUnityを使ったゲーム開発を始めました。今までは1~2カ月猶予がある中で制作していましたが、2日間は本当に短かったです。
  • 短い時間で密度の濃いチームでの開発はよい経験になりました。
  • BGMを担当しました。フェードアウトにこだわって作成しました。
  • 2日間という短期間で、みるみるうちにゲームができていくのは楽しかったです。
  • 2日間大変でしたが、みんなで相談しながらワイワイ助け合ってやるのは楽しかったし、嬉しかったです。
  • 我ながら2日間でよく完成させたと自分を褒めたいです。
  • 今回大切にしたのは、「まず完成させること」でした。
  • 最初にしっかりと枠組みを決めたのでスムーズにできました。でも、時間配分は難しかったです。
  • 自分の不得意な分野が今回のゲーム制作を通じて分かりました。そこをもっと勉強し、視野を広げていきたいです。
  • Unityにもっと触れておけばよかったです。もっとスムーズに作業できたかなと思いました。
  • 1~3年生までみんなで作業できたのがよかったです。
  • 今回、気軽に参加してしまったが、自分の得意分野の音楽を担当させてもらえて楽しかったです。
  • 今回はあまりUnityに触れられなかったので、次回はもっと積極的にやりたいです。

Unityスタッフ・教員のコメント

2日間でゲームを作るということ自体に、本当にできるのか?という驚きがあったと思います。2日間で肝となるものを作れれば、今回はゴールでした。ゲーム開発者でも2日で完成できる訳がありません。私もUnityを覚えたての頃は撃沈した記憶があります。半年位かけて行う作業を一度にやった感じですよね。チームでやれば一緒に勉強して力をつけるきっかけになります。また、アウトプットすることで自分の力を知ることができます。今後も頑張ってください。2日間お疲れさまでした。
(石井様/Unityモデレーター)

ゲーム作りはプロセスを楽しんでほしいです。実際の開発現場でも、10年掛かる規模のゲームを開発することがあります。会社でもチームワークの良い状態でプロジェクトを進めるのはなかなか難しいことです。今後も大学でこのような機会を設け、チームワーク、ロール&レスポンシビリティ(一人ひとりの役割と実行責任)を作り上げる目標を持ちながら楽しんでください。今日はお疲れさまでした。
(佐藤様/Unityスタッフ)

今回はサウンドエフェクト、アニメーションを意識した課題だったと思いますが、みなさんちゃんとサウンドを意識しましたか?また、自分がやりたいことを「相手に伝える」ということを意識したプレゼンテーションができましたか? 今後はそういう点にも意識して取り組んでみましょう。2日間お疲れさまでした。
(堀越力教授/情報学部 情報学科)

9月下旬に開催される「東京ゲームショウ」への出展準備がある中、2日間お疲れさまでした。2・3年次生には慣れている作業だったでしょうが、1年次生はゲーム制作自体の経験がなかった人もいたと思います。そんな中、よくチャレンジして頑張ったと思います。お疲れさまでした。
(宮川勲教授/情報学部 情報学科)

1年次生は今後も、課題解決型実習で先輩と一緒にゲーム開発できる機会があります。もっとチャレンジしてみてください。私も「ゲーム制作実習」という授業を持っていますので、興味があれば一緒に頑張りましょう。お疲れさまでした。
(橘俊宏准教授/情報学部 情報学科)

2日間で完成まで本当によく頑張ったと思います。2・3年次生は、1年次生も一緒に作業できるよう、もう少し意識するようにして、逆に1年次生は、もっとやってみたいと積極的に言えるようになるといいですね。このようなグループワークの経験を通じて、知らないメンバー同士でも声掛けしながら共同でいろいろなプロジェクトに取り組めるようになるといいですね。お疲れさまでした。
(牧紀子教授/情報学部 情報学科長)
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