2025年7月16日~18日に台湾・高雄市で開催された「IEEE ICCE-TW 2025」(IEEE International Conference on Consumer Electronics – Taiwan 2025)において、工学部 機械工学科 野中誉子教授がBest Poster Awardを受賞しました。
IEEE ICCE-TWは、コンシューマ・エレクトロニクス分野における世界的な会議で、この受賞は、野中教授の研究が国際的にも高く評価されたことを示しています。
IEEE ICCE-TWは、コンシューマ・エレクトロニクス分野における世界的な会議で、この受賞は、野中教授の研究が国際的にも高く評価されたことを示しています。
■受賞テーマおよび概要
「Design and Development of an Electric Power-Assisted Quadricycle as Last-mile Transportation」
「ラストワンマイル移動手段としての電動アシスト四輪自転車の設計開発」
野中研究室では、湘南エリアのような道幅が狭く観光客が多い地域における渋滞や駐車場不足といった課題を解決するため、電動アシスト四輪自転車の設計・開発に取り組んでいます。本研究では、レンタサイクルのように誰もが利用できる共有モビリティとしての運用を想定し、成人男女の身長差に対応した運転姿勢の実現を目指しました。さまざまな身長の被験者による姿勢検証実験から必要なシート可動域を算出し、無段階でシート位置を調整可能な車体を試作しました。
「Design and Development of an Electric Power-Assisted Quadricycle as Last-mile Transportation」
「ラストワンマイル移動手段としての電動アシスト四輪自転車の設計開発」
野中研究室では、湘南エリアのような道幅が狭く観光客が多い地域における渋滞や駐車場不足といった課題を解決するため、電動アシスト四輪自転車の設計・開発に取り組んでいます。本研究では、レンタサイクルのように誰もが利用できる共有モビリティとしての運用を想定し、成人男女の身長差に対応した運転姿勢の実現を目指しました。さまざまな身長の被験者による姿勢検証実験から必要なシート可動域を算出し、無段階でシート位置を調整可能な車体を試作しました。
発表当日は、台湾をはじめとする海外の研究者と活発な意見交換が行われ、日本特有の電動アシスト自転車に関する規制や運転免許制度について関心が寄せられました。また、「自ら漕ぐ」という仕組みにより健康維持にもつながる点が多くの共感を呼び、今後の展開に期待する声も上がりました。