2025年9月8日~13日、愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催された「学生フォーミュラ日本大会2025」ICV classに本学SIT学生フォーミュラ部が初参戦しました。主催は、公益社団法人自動車技術会。
同大会は、学生自らが小型フォーミュラスタイルの車両を使ったビジネスを構想し、実際に車両を設計、製作してコース上で車両走行性能を実証する工学的技術の教育競技会です。ICV(ガソリン自動車)とEV (電気自動車)のクラス別に、設計やデザイン、コストや走行性能など、開発に関わるすべての項目が審査の対象となります。今年は、全国および海外チームを含め、ICV classに58チーム、EV classに25チームが参戦しました。
本学同部は、湘南工科大学のSITチャレンジ制度を利用して今大会に参戦。主将の今井一乃さん(工学部 機械工学科4年)を中心に、各企業の技術者からアドバイスを受けて、トライ&エラーを繰り返しながら車両を完成させました。
大会中は、技術車検を2つはクリアしたものの、後2つのハードルを越えることができず、動的審査に進むことはできませんでしたが、最後まで諦めずに車検に臨む学生の姿は、多くの来場者に伝わり、声援をいただいたり、助言をいただいたりと来年に向けてたくさんの収穫を得ることができました。また、他大学や海外から参戦した大学とも交流を持つことができ、普段は経験できないような機会にも恵まれました。
同大会は、学生自らが小型フォーミュラスタイルの車両を使ったビジネスを構想し、実際に車両を設計、製作してコース上で車両走行性能を実証する工学的技術の教育競技会です。ICV(ガソリン自動車)とEV (電気自動車)のクラス別に、設計やデザイン、コストや走行性能など、開発に関わるすべての項目が審査の対象となります。今年は、全国および海外チームを含め、ICV classに58チーム、EV classに25チームが参戦しました。
本学同部は、湘南工科大学のSITチャレンジ制度を利用して今大会に参戦。主将の今井一乃さん(工学部 機械工学科4年)を中心に、各企業の技術者からアドバイスを受けて、トライ&エラーを繰り返しながら車両を完成させました。
大会中は、技術車検を2つはクリアしたものの、後2つのハードルを越えることができず、動的審査に進むことはできませんでしたが、最後まで諦めずに車検に臨む学生の姿は、多くの来場者に伝わり、声援をいただいたり、助言をいただいたりと来年に向けてたくさんの収穫を得ることができました。また、他大学や海外から参戦した大学とも交流を持つことができ、普段は経験できないような機会にも恵まれました。
■参戦した学生のコメント
SIT学生フォーミュラ部の再構築から2年、念願の本大会に初挑戦することができました。活動するための基盤づくりから車両製作までは、想像以上に困難の連続でしたが、仲間と力を合わせて挑戦できたことを本当に嬉しく思っています。結果として、車検をすべて通過できなかったのは悔しいですが、その過程で非常に多くの学びを得ることができました。
出場に至るまでには、「チームで活動する」ことの難しさを実感する場面もありましたが、チーム全体の団結力を高めていくことで、個々の専門的知識の習得にもつながり、私自身もいろいろな面で成長できたと感じています。またそれと同時に、活動を続けてきたからこそ得られた達成感も大きく、私にとってこの活動での経験は一生の財産になりました。大会ではスポンサーや大学関係者の方々にも応援いただき、支えの大きさを実感できたことも心に残りました。皆さまありがとうございました。(工学部 機械工学科4年 今井一乃)
SIT学生フォーミュラ部の再構築から2年、念願の本大会に初挑戦することができました。活動するための基盤づくりから車両製作までは、想像以上に困難の連続でしたが、仲間と力を合わせて挑戦できたことを本当に嬉しく思っています。結果として、車検をすべて通過できなかったのは悔しいですが、その過程で非常に多くの学びを得ることができました。
出場に至るまでには、「チームで活動する」ことの難しさを実感する場面もありましたが、チーム全体の団結力を高めていくことで、個々の専門的知識の習得にもつながり、私自身もいろいろな面で成長できたと感じています。またそれと同時に、活動を続けてきたからこそ得られた達成感も大きく、私にとってこの活動での経験は一生の財産になりました。大会ではスポンサーや大学関係者の方々にも応援いただき、支えの大きさを実感できたことも心に残りました。皆さまありがとうございました。(工学部 機械工学科4年 今井一乃)
私が入部した当時、部はゼロからのスタートでした。作業環境も知識もなく、すべてが手探り。それでも「仲間と協力しながら、1台の車両を自分たちの力でつくり上げたい」という思いだけで走り続けてきました。中でも一番しんどかったのは、シェイクダウン直前の追い込みでした。あと一歩でエンジンがかかるというところでうまく動かず、何日も家に帰れない日が続きました。それでも諦めずに挑み続け、仲間と知恵を出し合って一つひとつ問題を乗り越えました。自分たちが完成させた車両が機械車検を合格した瞬間は、胸の奥から込み上げてくる達成感を強く感じました。
ここまで活動を続けられたのは、協力してくださった企業の皆さまや他大学の方々、支えてくださった大学関係者、そして、一緒に頑張ってくれた仲間や後輩たちのおかげだと思っています。心から感謝しています。後輩たちには、大会で走行させられる車両を作れるチームに成長してほしいと思っています。せっかくここまで積み上げてきた想いを、次の世代へ、そのまた次の世代へとつないでいってほしいです。
学生フォーミュラは、ほかでは決して体験できない特別な挑戦です。車両を作ることは簡単ではありませんが、その分だけ得られるものは大きく、必ず自分の力になります。だからこそ、多くの人にこの活動に挑戦してほしいと思います。(工学部 機械工学科4年 尾上 和生)
ここまで活動を続けられたのは、協力してくださった企業の皆さまや他大学の方々、支えてくださった大学関係者、そして、一緒に頑張ってくれた仲間や後輩たちのおかげだと思っています。心から感謝しています。後輩たちには、大会で走行させられる車両を作れるチームに成長してほしいと思っています。せっかくここまで積み上げてきた想いを、次の世代へ、そのまた次の世代へとつないでいってほしいです。
学生フォーミュラは、ほかでは決して体験できない特別な挑戦です。車両を作ることは簡単ではありませんが、その分だけ得られるものは大きく、必ず自分の力になります。だからこそ、多くの人にこの活動に挑戦してほしいと思います。(工学部 機械工学科4年 尾上 和生)









