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総合デザイン学科の学生がジャパンモビリティショーでシャープを訪問


2025年11月5日、工学部 総合デザイン学科の学生が、東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show 2025」を訪問し、シャープ株式会社の見学イベントに参加しました。参加したのは、同学科 鈴木浩教授の「特別スケッチ講座」を受講する2年次生を中心とした希望者7人です。

当日は、シャープ株式会社のご厚意により、同社が提案するEVコンセプトモデル「LDK+」について、総合デザインセンター チーフデザイナーの島本康孝氏からデザインコンセプトや開発の背景をご説明いただきました。「LDK+」は“止まっている時間”に着目し、自動車を「リビングルームの拡張空間」として再解釈するもので、シャープが取り組む“未来の暮らしとモビリティが融合する新たな価値創造”を象徴するプロジェクトです。モビリティデザインは、移動目的だけではなく、未来の社会環境や日常生活に向けた「ソーシャルデザイン」へ領域を広げています。
今回の見学を通じて学生たちは、モビリティが移動手段にとどまらず、“生活を豊かにする空間”へと進化する可能性を学び、新たなデザインの視点を得る機会となりました。

シャープブース

EVのコンセプトモデル「LDK+」

島本 康孝氏による室内外デザインの説明

■学生の感想
シャープのブースでは、「車が止まっている95%の時間をどう価値化するか」という生活者視点の発想に非常に関心を持ちました。車を“動く部屋”ととらえるアプローチはこれまでにない斬新な視点であり、家電メーカーならではの暮らし起点のデザイン思想が随所に反映されていました。

展示スペースは住宅の駐車場を再現し、車が家とシームレスにつながる未来の生活像を体感できる構成となっていました。車内にはフローリング材が用いられ、可動式シートや広がりのあるレイアウトなど、生活空間としての居住性が追求されています。加えて、プロジェクター、光触媒プラズマクラスター、太陽光パネル、液晶シャッターなど、シャープが持つ多様な家電技術が融合され「ここで読書や学習をしてみたい」という声があがるほど魅力的な空間が演出されていました。

LDK+ 

鈴木 浩 教授 
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