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総合デザイン学科がホンダと連携した特別講義を実施


2025年12月12日、株式会社本田技術研究所より講師を招いて、工学部 総合デザイン学科の1・2年次生を対象とした特別講義が開催されました。当日は、約30人の学生が参加しました。
本講義は、総合デザイン学科 鈴木浩教授担当のもと、株式会社本田技術研究所 デザインセンターより、デザイン開発推進室 藤巻昇次氏、モーターサイクル・パワープロダクツデザイン開発室 髙杉哲太郎氏を講師として迎え、実施されています。

講義では、同社が大切にしているHonda Designのデザインポリシーをはじめ、デザインに関わる各職種の紹介、さらに1・2年次生向けワークショップの案内など、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。今回は特に、モーターサイクルおよびパワープロダクツ(発電機・農機具など)の領域を中心に、実際のデザイン開発の考え方や役割について紹介がありました。
二輪領域では、エンジンやフレームなどのメカニズムが外観として晒されるため、構造そのものがデザイン表現の一部となります。そのため、メカニズムの構成やレイアウト自体をいかに美しく機能的に成立させるかが重要であり、プロダクトデザインとエンジニアリングデザインが密接に連携する分野であることが紹介されています。また、四輪領域ではHondaならではの人間中心設計に基づく車両パッケージやレイアウト設計を軸に、人間工学・感性工学の視点からデザインが設計にどのように関わっているかについても解説がありました。
参加した学生にとっては、自らの進路や今後のデザイン修学を考える契機として貴重な学びの場となりました。

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