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工学部 総合デザイン学科工学部 総合デザイン学科

工学部総合デザイン学科

MULTIDISCIPLINARY DESIGN SCIENCE

住宅設計課題を通して、空間デザインの原理と考え方を学ぶ
ドローイング、模型、写真、CG、VRなどのメディアを用いて考え、表現し、実物大の作品も製作

プロダクト・空間・エンジニアリング
総合的に学び、設計とデザインをつなぐ

総合デザイン学科は、プロダクト・空間・エンジニアリングのデザインを総合的に学び、社会の多様な課題を解決できる能力を養う。講義ではデザインの理論や設計の知識を学び、実習ではモノづくり体験を通して柔軟な発想と実践力を磨いていく。モノづくりのすべてのプロセスを自ら体験することで、モノがどのように作られ、何のために使用されるのかを思考することができる。デザインとテクノロジー、双方の感性を培い、デザイン部門と設計部門の橋渡しができる技術者を育む。

オリジナルコンピュータマウスのプロダクトデザイン・設計
俣野別邸庭園内の随所に、物見台や秘密の園、書斎などの空間装置を設計

X-Tech LaboratoryLaboratory

【 未来を創造する研究室がここにある 】

総合デザイン学科北原 研究室

北原 立朗 講師

工学の視点から「身体知」を
科学する

“モノづくり”を通して得られる「身体知」を研究しています。「身体知」とは概念的に理解しただけの知識ではなく、体感として身につき、腑に落ちた「知」です。例えば料理で「塩を少々」といった場合、数値的には表示されていなくても、料理をする人なら「少々」がどのくらいの量か感覚的に分かりますよね。このように「身体知」とは物事をリアルな感覚でとらえ、身体で“理会”することを指します。共通した「身体知」は、社会性や円滑なコミュニケーションを生み出し、安易な情報に流されずに行動できる自信にもつながります。また地球規模のさまざまな課題を打破する鍵は、それらの危機をリアルに感じる「身体知」を身につけることが第一歩であると考えています。現代はデジタル化が急速に進み「身体知」との乖離が生じています。そんな時代だからこそ、工学を通して「身体知」を養い、リアルな世界を感じてほしいと思います。

Message

工学の“工”は“作る”を表す漢字ですが「天と地をつなぐもの」という意味もあるそうです。工学は無限の可能性とつながることができる学問だと信じています。一緒に真理を見つけましょう。

専門・研究分野

技術教育・機械工学・身体論

研究テーマ

工学の視点から「身体知」を科学する
モノづくりや武道などの身体活動を通して得られる「身体知」を研究しています。「身体知」とは、『時間をかけて訓練し、練り上げた技能』『概念的な理解ではなく、身体に宿した知性』『生活の中で培われ、習慣に根づいた感覚』といった、身体に内包された知のことです。AI開発やデジタル化が進む現代において、身体感覚を科学することはとても大切です。「身体知」の研究を通し、人と自然と科学技術が共存する道を探求しています。

研究キーワード

モノづくり教育、技術教育、身体知、身体論、
武道武術、スターリングエンジン 

4 質の高い教育をみんなに7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに12 つくる責任 つかう責任