情報学部
2023年4月開催

知識・技術・人が混じり合う
施設や設備をのぞいてみた。

潮辻 シアン

新しい学び方が展開される
知を集積し活用する場

2023年4月にはじまる情報学部。今回は、どのような施設・設備を活用した学びが展開されるのか探ってみたい。聞くところによると、この時代の工科系私立大学の中でも、特に有数の学び環境が整っているという。さっそく、湘南工科大学のキャンパスに足を運んでみた。

誰も経験したことのない
世界がここから誕生する

誰も経験したことのない世界がここから誕生する
潮辻 シアン

シアン:まずは、1号館にある「XRメディア研究センター」へ。ここは、クロス・リアリティ(XR)の技術を研究するセンターなんだそう。
施設の中では、ヘッドマウントディスプレイを装着している学生の動作に合わせて、大型ディスプレイに映し出された映像も動いている…。ちょうどXRを体験している最中に立ち会えたよ!ラッキー。

誰も経験したことのない世界がここから誕生する

そもそも「XR」とは、現実世界と仮想世界を融合することで視覚、聴覚、触覚など五感を刺激する新しい体験を生み出す技術のこと。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)といったリアリティを追究する技術の総称で、XRの“X”は「未知数」を表しているそう。未来の世界では、エンターテインメント領域に限らず、スポーツや教育分野などでも期待されている技術の一つだね!

誰も経験したことのない世界がここから誕生する

2022年3月にリニューアルされたXRメディア研究センターは、モーションキャプチャーのカメラが設置された大型スタジオや、人数に合わせて自由にレイアウトできる学習スペースも併設されていたよ。近いうちに、まだ誰も体験したことのない世界を実現する技術がここから誕生するかもしれないね。楽しみだな〜!

自由な発想と価値観を
生み出すオープンラボ

自由な発想と価値観を生み出すオープンラボ
潮辻 シアン

シアン:さて、次は同じく1号館にある「AI R&Dセンター(AI Research & Development)センター」。こちらは2021年3月に誕生したAI研究開発センターのラボ。今回は施設内を中心に調査してみよ〜っと!

自由な発想と価値観を生み出すオープンラボ

フムフム…。やっぱり何度訪れても面白いなあ。施設内はゼミスペース、プロジェクトスペース、ミーティングスペースなどのパブリックエリアと、リフレッシュスペースやライブラリーなどのプライベートエリアに分かれている。注目すべきはそれぞれが仕切られておらず、自由に行き来できるオープンスペースになっていること!

自由な発想と価値観を生み出すオープンラボ

ん?ミーティングスペースでくつろいでいる先生と学生たちを発見。休憩中?…と思いきやAIの研究中だそう。

奥に見える卓球台のあたりがリフレッシュスペースで、カフェのようなプライベートスペースもあって気分転換に利用できる。それぞれの研究に取り組んでいる学生たちが自由にコミュニケーションできる空間になっているから、新たなアイデアが次々と生み出されるんだって。まさにAIの研究に没頭できる充実した環境といえるね。

ICT環境が整備された
メディア情報教育の拠点

潮辻 シアン

シアン:次に、教育研究総合センターへ。ここは、96台の2スクリーン型PCを備えた「ICT演習室」をはじめ、「PC・マルチメディア演習室」、学生が自由に自習できる「PC自習室」などがあり、湘南工科大学のメディア情報教育の拠点なんだそう!まずは「PC自習室」をのぞいてみよう。「Marine」と「Sky」2つの自習室があるようだけど、このネーミングは…きっと湘南のロケーションから名付けられたに違いない。さっそく、2019年にリニューアルされた「Marine」に入ってみよう。

ICT環境が整備されたメディア情報教育の拠点

なんと、43型4Kディスプレイが全席に設置されている!ソフトもMicrosoft Officeに加え、Adobe Creative Cloud、Maya、Blenderなどが備わっているばかりか、ゲーム開発に欠かせないUnityのゲームエンジンも!聞くところによると湘南工科大学はUnityの認定校ということもあり、講義や検定などでさまざまな特典が受けられるんだって。

ICT環境が整備されたメディア情報教育の拠点

こちらの学生たちは何をしているのだろう…。3DCGでキャラクターを作っているし、ゲーム開発のプロジェクトチームかな?ほかのブースでは、卒業論文を執筆している学生の姿も。みんな黙々と作業していて真剣そのもの。授業の合間や放課後など、好きな時にいくらでも利用できる環境があるなんてうらやましい…。

ICT環境が整備されたメディア情報教育の拠点

キャンパス内には、ほかにも最新型のMac Proにより高精細な3DCG制作が可能な「CGルーム」や、107台のMac miniが設置されていて学習内容によってWindows、Mac、Linuxを切り替えられる「PCルーム」、「録音スタジオ」や「撮影スタジオ」も。もちろん、無線LANの環境もばっちり整備されている。大手IT企業や研究所にも引けをとらない充実した学び環境は、きっと学習効果を高めてくれるはず!

味も値段も満足できる
学生食堂やレストラン。

潮辻 シアン

シアン:ここまでは学びの施設・設備をのぞいてみたけれども、キャンパスライフに欠かせない学食についてもリサーチしないとね!(お腹も空いてきたことだし)。さあ、学生食堂へ!

味も値段も満足できる学生食堂やレストラン。

学生食堂は、学生会館の2階。テーブルが自由に組み合わせられるエリアやカウンター席もあって、グループでも一人でもゆったりと食事を楽しめそう。あ、窓際のカウンター席からは自転車で海に向かうサーファーの姿も見える!

同じ学生会館の1階は「レストランシーサイド」で、一般のお客様にも開放されている。室内のインテリアはカフェのようになっていて、心地よい風にあたりながら食事を楽しめるオープンテラスも利用できる。ところで、ある学生から聞いたところおすすめはカツカレーなんだとか。どれどれ、メニューを見てみよう…。

味も値段も満足できる学生食堂やレストラン。

どれも美味しそう〜。ちなみに、「レストランシーサイド」では、授業開講日は8時から朝食を提供しているとか。

さて、今回は学びの環境について調査してみた。ここまで環境が整った施設は、未来の世界でもそうそうない。キャンパスで学んでいる自分の姿をイメージできるので、ぜひ来校して興味のある施設をのぞいてみよう。

※内容は取材時のものです。
(2022年4月28日更新)

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